BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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エース69号機は古豪・西山の手に!!

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 平和島のエンジンは、6月14日に下ろされてからちょうど4カ月。データ的な信頼度はやや希薄で、節イチ~ワーストまで断定するのは難しい。ただ、そんな中でも69号機は誰が乗っても上位級の気配を見せており、エースの風格を漂わせている。

 

 

 

 

 

 

 

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 12時過ぎに行われたモーター抽選、その69号機を引き当てたのは西山昇一だった。「ろくじゅうきゅう」の数字が読まれた瞬間、選手のあちらこちらから「おおっ!?」「出た??」「おーーっ!」などの奇声・歓声が上がった。ただ、当の本人・西山は大ベテランらしく顔色ひとつ変えずに、ゆっくりとした足取りで会場を出て行った。登録番号3022。2992今村豊に次ぐ古参が、平和島水面にウエストマウンテンフィーバーを巻き起こすのか?? 舟券の妙味は有り余るほどありそうなので、初日から狙い撃つ手はあるぞ!

 

 

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 私が注目するもう一機は、平均展示順位で1・95というケタチの伸びを誇ってきた20号機。前回、池田浩美が566転という最悪の成績&転覆の影響が分からぬまま帰郷したのが大きな不安要素ではあるが、大事に至ってなければ「常にスリット一撃が期待できるモンスター候補」とお伝えしておく。で、この伸びーーーーる(はず)20号機をゲットしたのは、王国の若き天才・茅原悠紀だ。「スリットから握って攻めてのまくり差し」を十八番とする茅原だけに、この相棒は実に心強い。5・6コース時にアタマで狙い打ちたい選手×モーターだな。あくまでも、転覆の影響がなければ、という大前提が付くのだが……。

 さてさて、好素性機をいくつかピックアップしておこう。

 

'★★69号機(53%)S◎◎…西山昇一

★★20号機(50%)A?○◎…茅原悠紀

★46号機(49%)A◎○…田村隆信

★28号機(47%)A◎◎…今坂勝広

★32号機(47%)A○◎…今村豊

★49号機(39%)S◎◎…山崎智也'

※()は2連率、評価(総合・出足・伸び)は日刊スポーツの地元エース・窪寺記者の閻魔帳を参考にさせていただいた。

 

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 最後に挙げた49号機は2連率17位ながら、窪寺記者が赤丸急上昇モーターとして大いに注目している隠れエース候補だ。群馬フィーバーに乗って、山崎智也が初日からピンを量産しても不思議ではありませんぞ~!!(photos/シギー中尾、text/畠山)