BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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13年ぶりの風景!

ボートレース宮島にSG出場選手が続々登場……というのは、13年ぶりのSG開催だからして、13年ぶりの風景なわけである。前回のビッグは11年新鋭王座決定戦。峰竜太や平本真之、新田雄史らが参戦してましたね。つまり、宮島に彼らがやって来ていたのは見たことあるわけですが、そこに出ていなかった若手や、上の世代の強豪がここにやって来るのは取材班は初めて目にするわけです。

 

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というわけで、一番乗りは濱野谷憲吾! 実はピットに入ったのは、直後にやって来た平山智加のほうが早かったのだが、レース場到着は憲吾が一番最初。この人の姿を目にすると、やはりSG感はひしひしと高まってまいります。江戸川周年優勝おめでとう! この勢いで久々のSG制覇も!

 

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記念制覇といえば、オールスター直後の若松周年を制したのが篠崎元志。3コースから素晴らしいまくり差しでしたな~。今日もイケメン笑顔を振りまきつつ登場。それにしても、色男はオシャレですな。胸ポケットのハンカチ(の刺繍)が、かなりいいワンポイントになってるぞ。

 

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ところで、今日は天狗まで宮島にやって来ている。なんでも「勝率1位になって、天狗になってる」んだそうだ。勝率1位ってことは、4年前の新鋭王座で準優敗退して泣いてた人か……。今回は嬉し涙を流したいところですぞ、泣き虫王子。

 

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本日は今村豊の誕生日。ミスター、おめでとうございます!

 

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そういえば、今年初めて会うんですなあ。クラシック、オールスターをF休みで棒に振った井口佳典。グランプリ戦線では大きな出遅れを喫したかたちだけに、ここからのSGロードは常に勝負駆けの気合だろう。そうでなくとも気合パンパンの男ではあるが、さらに何割か増しの闘志を見せてくれるはずだ。

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気合といえば、そりゃあやっぱり地元勢、だろう。市川哲也、前本泰和、辻栄蔵、山口剛と4人での参戦。13年ぶりの宮島SG、全員が予選落ちは絶対に許されない。もちろん優勝戦に誰もいないなんてことも許されないところだ。4人ともにこやかにレース場入りしたが、明日からはみな鋭すぎる表情になっていくんだろうなあ。

 

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さてさて、今節の大トリ登場は守田俊介。クラシックでもそうだったっけ? いわゆる“通勤着”でやって来て「地元の人みたいな恰好で来てしまった」とボソリ。遠征勢は制服(スーツ)でレース場入りが基本で、地元勢は自宅から車で駆けつけたりするので、この公式通勤着で入ったりするわけだが……守田選手、上の写真のとおり、今日の広島勢はビシッと決めて登場してました。いちばん地元っぽかったのは、いちばん最後にあらわれたあなたであります。(黒須田)