BOAT RACE ビッグレース現場レポート

BOAT RACE ビッグレースの現場から、精鋭ライター達が最新のレポートをお届けします。

グランプリ戦士&シリーズ戦士、登場!

 

 

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昨年からグランプリが18人によるトライアル2ステージ制になったことで、前検日の景色はガラリと変わった。グランプリ組がこの日にやってくるのである。昨年は平和島開催だったから、新生グランプリが住之江で行なわれるのは初。今日この場でグランプリ戦士を迎え入れるというのも初なわけで、取材するほうとしてもこれがなかなか新鮮だった。一番乗りは地元の西村拓也で、彼はシリーズ組だから、これはまあ、いつもの風景。つづいて長田頼宗が登場しても、同じことだ。

 

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ところが次にやって来たのが、今垣光太郎&中島孝平! いきなりグランプリ組が登場するのだから、これぞ新時代グランプリの前検日。なんかテンション上がるな~。光ちゃんはいつも早めにレース場入りする一人で、グランプリでもそのルーティンを崩さないのはさすがであります。

 

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峰竜太もわりと早めの入り。最近は深川真二と一番乗りしてパフォーマンスを見せることもある峰だが、今日はごくごく普通に深川とあらわれた。グランプリ組とシリーズ組が一緒にやって来たのは、彼らが最初。その後は静岡組とか岡山組とか、何組か見られている。あ、峰選手、手を振ってくれてあざっす。

 

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シリーズ組で注目したいのは後藤翔之。これがSG初出場! 今年出られるSGは何だろうと考えたとき、優勝を重ねればシリーズに出られるのではないかと思って、これを目標にしていたという翔之。ようこそSGへ! グランプリの空気を味わうのも、大事な経験となることだろう。

 

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ダービーの大活躍が記憶に新しい原田篤志は、暮れのビッグステージには初参戦。シリーズとはいえ、ここに来ることの重要さを知ることになれば、来年はさらに活躍が期待できるだろう。カメラを向けたら、この力強い表情! 浜名湖とおんなじくらい暴れろ~!

 

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あ、あなたはラグビー日本代表の五郎丸歩選手……………………に似ていると評判の石渡鉄兵ではありませんか! ものまね番組にも登場してしまった“時の人”だけあって、入り待ちのファンからも大人気でした。

 

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2011年のグランプリでは、トライアル3戦で感動的な勝負駆け(6号艇で前付け。スタ展3コースの本番インで逃げ切り)を見せてくれた重成一人。あれからグランプリ出場は果たせていないが、そろそろ見たいぞ、男前な走り。今日の出で立ちも男前ですなあ。

 

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この稿最後は地元勢で締めよう。まずはトライアル2ndから登場の石野貴之。フライング気味にお伝えしますが、8号機を引きました。レース場入りから凛々しい石野、今節は今年一番の強烈な表情をピットで見せてくれるはずだ。

 

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そして王者! カッコ良すぎるポルシェで登場し、やっぱり風格が違いますな。奥様が運転されていたのだが、去り際に助手席の窓を開けると、かわいいワンちゃんが顔を出した! 王者の柔らかい顔はなかなかレアだったな~。ワンちゃんも黄金のヘルメットを持って帰る王者を待ってるぞ!(黒須田)