女子の必勝法は123ダーッ????
今日の勝利コース
①6勝②1勝③3勝④1勝⑤1勝⑥0勝
「うねりなどでイン受難の福岡」×「スタート凸凹になりやすく、まくり屋だらけの女子戦」とインコースにとって鬼門のファクターがWで揃った今節。これで「追い風10m」とかなったらイン全滅もありえる環境なのだが、今日は穏やかな横風で影響はほとんどなし。さらに1R満潮→11R干潮の推移だったから、うねりが起きにくい潮流れでもあった。でもって、オープニング1Rは福島陽子があれよあれよと逃げきって着順は123456!! いきなり「展示航走」決着からはじまった。
この1Rから12Rの魚谷香織の逃げきりまで、イン6勝。福岡×女子戦にしては、無難なラインに収まったな。このインが勝ったり負けたりの水面を見ながら、改めて思ったことがある。これは女子戦ならではの大きな特長なのだが、イン勝利で思わぬ高配当にビックリすることがままあるのだ。つか、男子の記念よりはるかに配当の期待値が高い。たとえば、先の芦屋チャレカの女子戦(全25レース)での123のアタマ回収率は400%を超えていた。男子記念の123は3ケタが当たり前だが、女子のそれは20倍とか30倍とかまでハネやすいんだよなぁ。
今日も123が2発飛び出して、16倍と18倍。驚くほどの配当じゃなかったが、回収率は約280%。たとえば123の1点だけじゃなく、本命党が普通に買うようなこんなフォーカスでもプラス収支だった。
★1-2-全…3本的中で回収率160%
★1-23-234…4本的中で回収率130%
今日の黒須田はこの「女子戦×福岡水面=1が馬鹿にされすぎ!」理論で1アタマに力を注いでいたが、データ的にも間違いではなかったわけだ(ただ、本人の収支は……><)。
「せっかく福岡の女子戦なのに、1から買うなんてありえない、まくり祭で456ボックスだーー!!」ってな気持ちは痛いほどわかる。私の理想もそこにあるのだが、こと冷静に舟券で儲けようと思えば、そっと1号艇に目を向けて見る手もあるのである。あ、もちろん向かい風&うねりが強い日は、嬉々としてイン選手を蹴飛ばしちゃうぞーー!!
成美萌え
初日にして、読者に詫びを入れたいことがある。昨日の「前検を斬る」欄でSS級(節イチ候補)に鈴木成美を指名したが、今日の気配&レースっぷりはSSにはほど遠いものだった。で、ここで「すみません、見立て違いでした!」だけなら、心優しい読者諸兄はきっと「誰にでも間違いはある」と許してくれるだろう。
が、昨日のあのSS指名には、ちょっとした“私情”が含まれていた。モーター抽選のときに、成美ちゃんにチョイ萌えしてしまったのである。あまり女子戦を観戦せず、ほとんどピットにも行かない私は、女子選手の顔に疎い。モーター抽選会ではじめて顔と名前が一致したりするのだが、今節は鈴木成美がそれ。しかもチョイ萌えが入ったので、中尾カメラマンに目で「写真を撮れ」と命令し、「今節はどうにかして成美ちゃんの写真をいっぱい使ったり、随所にフューチャーしたいなぁ」なんて考えている矢先の前検チェック……はい、バリバリの先入観と贔屓目が入っていた、と思います。自分的にはマジで良く見えたつもりでいたんですけど、昨日の記事を改めて見ると「スタートがバチッ」とか精神論的なことを書いている。今までのSS指名に、根性論や精神論を取り込んだことはなかった。その必要がないほど、バリバリ噴いてるんだから……つまり、昨日のパワー評価は競馬でいうところのブリンカー(斜眼革)がかかっていたのでした。読者の皆さん、すいませんっ!!(と言いつつ、今日も成美フォトを載せちゃいましょ。笑)
この成美SSは論外として、Sランク智加ちゃんもやや期待ハズレだったなぁ。5号艇の3着はともかく、ドリーム戦は3コースからまくり差しハンドルが突き抜けてほしかった。道中でも2番手・宇野弥生との差を詰められず、同じくらいの足色に見えたな。弥生もA級だから「ふたりとも強かった」可能性もあるけど、その割りに先頭の魚谷に引き離されてたし……うーーん、やはり、所詮は余りものモーター、「どんぐりの背比べシリーズ」なのか。
ちょっと混沌としたアタマの中で、いちばん期待しているのは櫻本あゆみ47号機。今日は5着大敗だったけど、なんか一発やりそうな予感を感じた。この予感を信じて、櫻本をアタマで買い続けるぞ~! あ、最後に伸び足のシリーズ節イチは平田さやかで文句なしですな。(photos/シギー中尾、text/畠山)