BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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ドキュメントTHE勝負駆け 1~7R

今日は時系列に沿った形で、勝負駆けのあれこれを随時アップしていきます。まずは前半のまとめから。

 

遠藤エミ、大ピンチ!!

 

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 宮島レディースオールスターの4日目・勝負駆けの前半戦が終了しました。1~6Rですべて予選を消化した選手(17名)の中で、準優への当確ランプを点したのは海野ゆかり、ただひとり。6点以上で予選を終了した選手は、以下の通りです。

☆海野ゆかり…7・00

▲櫻本あゆみ…6・40

▲樋口由加里…6・33

△水野望美…6・20

△中谷朋子…6・00

 推定ボーダー6・33とすると(以下同)櫻本と樋口はかなり有力、水野と中谷は厳しい状況に立たされています。いずれにせよ、海野以外の17議席(完走当確者6人を除けば残り11議席)はすべて後半戦の結果次第ということになります。

 

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 で、前半最大のトピックはといえば、4Rの遠藤エミですな。6号艇5コースから握った遠藤はサイドが掛からずぶん流れての5着大敗。ドリーム1号艇1着の断トツ優勝候補が、なんとなんと「後半11R4号艇でメイチ①着勝負」という断崖絶壁に立たされてしまった。見た目のパワーは一息で、レースのリズムにも乗り切れない感のあるエミ。この高いハードルをクリアできるか、大いに注目しましょう。

 さらに、2走で14点が必要な竹井奈美は5Rで5着止まり。10Rで逃げきっても6・00という苦境に立たされています。

 

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 若手のB1レーサーでは富樫麗加(6R3着)と高田ひかる(5R2着)が土俵際で踏みとどまりました。富樫は10Rでメイチ①着、高田は9Rで②着を目指すことになります。

 予選の上位争いに目を向けると、昨日までトップの山川美由紀が6号艇の難関を2着でクリア。8・80で依然としてトップを堅持しています。

 

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 と、ここまで書いたところで7Rが終了。⑤着勝負駆けだった日高逸子が道中でぐんぐん追い上げて3着入線。海野と同じ7・00で予選を終え、しっかり当確ランプを点しています。

 続報は8Rの万記、9Rの川野の結果を踏まえて10R頃にアップするとしましょう。