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【レディースコラム】大山千広インタビュー!

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――第1回レディースオールスターは、大山選手が出た最初の大きな大会だったといえます。当時はB1でしたが、どうでしたか?
大山 う~ん、最初の印象としてはオールレディースとかとそんなに違いを感じてなかったんですけど……。
――マスコミの数とかが違いますよね。
大山 あっ、それです! ホント、そういうところですよね。周りが盛り上げてくれるというか、お祭りのような舞台だなとは感じました。
――第1回大会の成績は覚えてますか?
大山 覚えてます。初日の後半レースでこけて(転覆失格)、事故パンになって、2日目からは正直、レースからおりてしまったところがあった気がします。
――それでも最終戦では1着を取ってますね。第2回大会では予選を7位通過しましたが……。
大山 準優でフライングですね。あのときは優勝戦に乗りたかったのに、スタートがわからなさすぎて……。申し訳なくて、びわこには行きづらいくらいです。こうして振り返ってみると、レディースオールスターにはいい話がないですね(苦笑)。どのシリーズでも走ることは同じなんで、大会ごとのイメージとかはあまり持たないんですけど、リベンジしないといけないですね。あのときから1年経って、自分がこれだけ変わったというのを見せられるようにリベンジしたいですね。

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――ファン投票の結果は、第1回大会が25位で、第2回大会が9位でした。こういう結果はどう思いますか?
大山 やっぱりデビューしたときから「母娘」って言ってもらって、取材とかをしてもらったおかげかなと思います。
――かわいいからだとは?
大山 そんなこと、自分で言う人、いるんですか(笑)。他の同期たちより取材してもらったりした分だけ票を多くもらえたのかなと思っています。
――今年は6位以内に入って、ドリーム戦出場もあり得るのでは?
大山 う~ん、それは無理じゃないですかね。そこは思ってないですね。
――こうした順位はやはり上げたいものですか?
大山 レディースオールスターの順位はそのままSGのオールスターの順位に直結するというか、多少変わってもつながっていく気がするので、大事なんだろうなとは思います。
――新期はA1に昇級する可能性が高いですが(取材は10月15日)、そうなると、SGオールスター出場の可能性も出てきます。
大山 そう……ですね。
――SGで活躍できる選手になるというのが目標だそうですが、やはり早くSGに出たいですか?
大山 いまはレベルが違いすぎると思うんであんまり考えられないんですけど……。SGに対しては想像しかできないんで、実際に感じてみたいというか、空気を知りたいという気持ちはあります。そういう意味で経験してみたいですね。
――今年残りあと2カ月少しをどう戦って、どう締めたいですか?
大山 年末を意識しすぎて無理はしたくないですけど、もうひとつ優勝したいですね。優勝ってタイミングとか運とかがあると思うんですけど、住之江では、あんなチャンスがありながら獲れなかったので。そうなったのは自力がなかっただけなんですけど、そのリベンジをしたいですね(10月の住之江ヴィーナスシリーズでは予選を7連勝で1位通過し、優勝戦1号艇に乗りながら3着となった。だが、この取材後、津ヴィーナスシリーズで優勝して、見事にリベンジを果たした)。A1になりたいというのもあるし、うまくなれるきっかけみたいなものを少しでも掴んで1年を終われたらいいなって思いますね。
――最後にレディースオールスターに投票できるファンの皆さんにひと言いただけますか。
大山 一人の方が投票できるのは……6人ですか? もし、6人決まらなかったら、入れていただけると嬉しいです(笑)。