BOAT RACE ビッグレース現場レポート

BOAT RACE ビッグレースの現場から、精鋭ライター達が最新のレポートをお届けします。

先輩とともに、同期とともに、チームとともに!

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 9Rの柴田百恵は悔しい一番となっただろう。6コースから果敢なレースぶりを見せてバックは3番手争い。2周目ホームに入ってからも粘ったが、渡邉雄朗に捌かれ、終わってみればシンガリ負け。あと一歩で舟券絡みだっただけに、惜しかった。
 写真は板橋侑我とともにリプレイを見つめる様子。板橋先輩のアドバイスに耳を傾け
ながら、自分の走りをチェックしているわけだ。1レース1レースが勉強。それを先輩と振り返り合うのもまた勉強。この積み重ねで、強くなっていくわけだ。

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 10Rは下寺秀和が道中逆転で1着。1マークを回った時点では鈴木諒祐と小池礼乃の争いかと思われたレースを、見事に抜き去ったのだ。足もかなりパワーアップしてきているようだ。その下寺を囲んで笑顔を交わし合う今泉友吾、井上尚悟。遅れて、逆転を喫した鈴木も輪に加わる。鈴木としては複雑な部分もあろうが、それぞれが爽快に笑い合っていた。初対面の選手も多いので一瞬わからなかったのだが、112期の同期生、なのであります。現ルーキー世代は112期以降だから、まさに今節はルーキーズにおける長兄のようなもの。今日はそれぞれに好成績だったから、気分のいい一日だった。それを分かち合える同期の存在は心強いものだろう。明日もルーキーズを引っ張る活躍を見せたいところだ。

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 11Rは喜井つかさが逃げ切って、魚谷香織が2着。紅組ワンツー! 今日もルーキーズが優勢に団体戦を運ぶなか、レディースが一矢報いた格好となった11Rである。これに喜んだのは、やはり団長! 栢場優子がニコニコ顔でエンジン吊りにあらわれた。最初にピットに戻ってきた喜井つかさに両手でガッツポーズ! 喜井はニコニコ顔で会釈を返す。次に戻ってきた魚谷香織にも両手でガッツポーズ! ウキウキ顔の団長を見て魚谷も、満面の笑みでガッツポーズを返した。エース機・中田達也が4カドに陣取る一戦で、レディースがまとめてまくられていてもおかしくはなかっただけに、その中田をしりぞけてのワンツー決着はレディースの士気を上げたはず。今日も結局2-6と昨日までと同じスコアでルーキーズに圧倒されているレディースだが、このワンツーをきっかけに流れを変えたいところだ。団長も今日の5Rで1着を獲っており、予選は暫定3位。自身が活躍することでチームを鼓舞していくことだろう。

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 だーれだっ!

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 ナッキーだ!

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 だーれだっ!

 渡邉雄朗とのやり取りをちゃんと見ていた佐藤隆太郎は、もちろんナッキーだとわかっていたのでありました(笑)。(PHOTO/池上一摩 TEXT/黒須田)