BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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多摩川グラチャンTOPICS 2日目

 まだ評価が安定しない新米モーターということで、2日目の段階で私なりの勝手なパワー鑑定を記しておきます。ほとんどの選手が調整途上で、明日はまったく別物になる可能性も多々ありますが、参考までに!

★2日目のパワー鑑定
今村 豊…C+【出C・直B】
今垣光太郎…B+【出B・直A】ストレートだけアップ
松井 繁…??【出??・直??】なぜ666着なのか、謎すぎる!
石川真二…B【出A・直C】回り足上々もバナレが来ない。
田中信一郎…B【出B+・直B】
太田和美…S【出S・直S】今日の足はピカイチ!!!
前本泰和…A【出A・行A】前半は×、後半でやっと片鱗が……
山崎智也…C+【出B・直C】
守田俊介…B+【出A・直B】
徳増秀樹…A【出B+・直A】昨日ほどの迫力はなかった
原田幸哉…B+【出B+・直B+】
魚谷智之…B【出C・直B+】
平尾崇典…直線↑も2本目のFで帰郷、残念。
吉川元浩…B+【出B+・直B+】まだまだ良化しそうな不気味なムード
白井英治…B+【出A・直B】
平田忠則…B+【出A・直B】今日の回り足は絶品!
重成一人…C+【出C・直B】
池田浩二…A【出A・直A】
寺田 祥…B【出B・直B】
赤岩善生…B+【出A・直B】
坪井康晴…B+【出B・直A】
菊地孝平…C+【出B・直C】せっかくのS攻勢も伸びずに凡退続き
秋山直之…C+【出B・直C】
中島孝平…C【出C・直C】トータルでワースト級のヤバさ
笠原 亮…B【出B+・直B】
井口佳典…B【出B・直B+】
田村隆信…B+【出A・直B】
丸岡正典…C+【出C・直B】
湯川浩司…B【出C・直A】直線はトップ級だが、活かしきれない
萩原秀人…B+【出A・直B】
柳沢 一…B+【出A・直B】
中野次郎…A【出A・直A】
吉田拡郎…C+【出C・直B】
石野貴之…B【出B・直B】
長嶋万記…B【出B・直B】
毒島 誠…B【出B・直B】ピット離れがじわじわ↑、要注意
馬場貴也…B【出B・直B】
長田頼宗…A【出A・直A】
岡崎恭裕…C+【出B・直C】西島ペラに苦しみ叩き換え中?
峰 竜太…A【出A・直A】
平本真之…C+【出B・直C】
新田雄史…B+【出A・直B】前検の行き足は↓も好バランス
土屋智則…B【出B・直B】
茅原悠紀…B【出B・直B】
桐生順平…C【出C・直C】日々の整備でもあまり光明見えず
片岡雅裕…C【出B・直D】今日の直線足はワースト、どうした??
桑原 悠…C+【出C・直B】
小野生奈…B【出B・直B】
中田竜太…?【出?・直?】課題の伸び↑も転覆でリセット?
木下翔太…B【出B・直B】
羽野直也…B【出A・直C】ワースト級の伸びがやや↑
仲谷颯仁…B+【出B・直A】もっと成績に結びつくはずだが……

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 昨日のピカイチは徳増秀樹とお伝えしたが、今日は文句なしに1Rの太田和美!! スリットからの行き足が輝いていたし、道中で前本泰和(前検のS級指定)を一気に突き放したストレート足は抜群の一語。前本推しの私が脱帽したのだから、本当に素晴らしい足だった。昨日の太田は2着争いの2マークで謎のキャビテーション~6着大敗だったが、明日以降の巻き返しは必至だろう。前本を圧倒したのだからSランク!

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 その1Rで太田に千切られた前本も、6Rではスリット足、ターン回り~出口の足で巻き返しのムードを感じさせた。私の推測では直線タイプの29号機を手前に寄せようとしてままならず、6Rの4号艇では持ち味のストレート足を尊重したのではなかろうか。5号艇の明日も要注意ですぞ~!

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 それから、峰竜太も鬼足と言うしかないな。全部が強そうなバランス型だが、特にゴキゲンなのは出足~行き足のツナギ。今日の12Rは「起こしで遅れたか?」と思いきや、スリットまでに凄まじい行き足でイン今村豊に追いつき追い越し、軽々とまくりきってしまった。アロハ―ッな行き足に脱帽!

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 他にAランクに指名したのは池田浩二、中野次郎、長田頼宗、徳増秀樹で、今日の気配はどれもバランスタイプ。スリットからちょいと覗いて主導権を握り、道中の競り合いでも負けない、という足色はよく似ているかも? この2日間を見た限りでは、スリット同体から一撃で突き抜けるようなモンスター足は見当たらなかった。候補としては太田や峰、日々不気味なムードを増している吉川元浩あたりか。期待していた平尾崇典は2本目のフライングを切って帰郷(発表は「私傷病」)。ここ1年ほど続いた「平尾フィーバー」はしばらく鳴りを潜めることになりそうだ。残念無念。ここしばらくは弟子の山口達也に奮闘してもらうとしよう。

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 そして、今節の残念すぎるサプライズがふたつ。新米モーターながらも「エース候補」と期待された46号機=松井繁がまさかまさかまさかの6・6・6着!!!??? この業界では「オーメン」と呼ばれるトリプルシックスを王者がやらかしてしまうとは……試運転やスタート特訓を見る限り、こんな惨敗を繰り返すほどの足とは思えないのだが。まさにホラーとしか言いようのない怪奇現象だとお伝えしておく。

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 それから、いつでもどこでもピットアウトからブンブン飛びまくっていた石川真二のピット離れが、昨日も今日も鳴かず飛ばず……むしろ、毒島誠のほうが1戦ごとにじわーり出て行くムードを漂わせている。「気温が上がれば上がるほど飛びやすい」と噂を聞いたりしたのだが、今節はなぜに飛ばないのか?? もちろん、このままでは石川のプライドが許さないはずで、明日以降の“フライト”に期待するとしよう。(photos/シギー中尾、text/畠山)