BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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いざ勝負駆け!

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SG34名、GⅡ20名。今年はSGのほうに出場する女子はいないので、男子34名、女子20名。他のビッグには見られないメンバー構成で行なわれるチャレンジカップ。一番乗りはといえば、やっぱり女子。おおむね、レース場入りは男子より女子のほうが早い傾向にあるんですよね。今日は長嶋万記、遠藤エミ、樋口由加里、塩崎桐加が同時に一番乗りでやってまいりました。樋口は優勝でもクイーンズクライマックスには届きそうもありませんが、頑張って! それにしても遠藤、長嶋が勝負駆けを強いられているという状況は少々意外であります。

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男子の一番乗りは、地元の磯部誠。賞金ランクは22位。グランプリ行きには最低でも優出が欲しいところか。ヤングダービー優勝時は「グランプリは知らんぷり」とか言ってましたが、ここまで来たら狙ってほしいところですね。

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今年の名人もチャレンジカップ参戦! 村田修次です。優勝条件という厳しい勝負駆けですが、なにしろ今年のグランプリは平和島開催。地元です。6年前、14年グランプリも平和島開催でしたが、地元東京勢は出場ゼロでした。今年こそは!

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その意味ではこの人も断固たる決意を見せなくては! 石渡鉄兵であります。今節、東京支部から参戦はこの2人のみ。東京の砦を守ってくれ!

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現在、賞金ランク19位は池田浩二。地元で痺れる勝負駆けです! 18位の守田俊介とは約150万円差。17位の前本泰和、16位の西山貴浩とは約300万円差。特別選抜戦1着で守田を抜く可能性はありますが、やはり優出が安全圏ということになるでしょうか。地元だけに、熱い戦いを見せてくれるはず!

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そうです、このエンターテイナーも勝負駆け。今のところは圏内にいるわけですが、予断を許さぬ状況であります。念願のグランプリ出場を果たすため、大勝負の今節であります!

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津周年を制して乗り込む原田幸哉。勢い的には申し分ないですね。しかも蒲郡は元地元。というか、長崎支部に移籍したとはいえ、最も走り慣れた水面がここ蒲郡でしょう。賞金ランクは21位に上昇。さらに引き上げたい今節であります。

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原田幸哉の愛弟子、柳沢一も地元での勝負駆けです。昨年はトライアル1st初戦でインから転覆して妨害失格。初のグランプリだというのに、一発目でやらかしてしまいました。そのリベンジのためにも、ここは気合が入る、いや気合を入れなければならない一戦であります。

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女子の勝負駆けはやはりこの人、大瀧明日香。昨年はわずか8000円ほどの差で13位に泣いた大瀧。今年も現在12位であります! 昨年の轍を踏みたくないと燃えているのは当然でしょう。地元で迎える渾身の戦い。今年は笑って終わりたいですね。

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唯一のクイーンズクライマックス皆勤賞である寺田千恵は、現在14位。このままでは途切れてしまう! そりゃあいつかは不出場ということにもなるでしょうが、それでもできるだけ連続出場を続けていただきたい! 気合の勝負駆けを見せてくれ!

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海野ゆかりは今節中に誕生日を迎えます。というか、グラサン姿、初めて見たような。グラサンといえば徳増秀樹ですが、今日は着用せずにレース場入り。というわけで、本日オンリーワンのグラサン入りであります。

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で、海野とまったく生年月日が同じの上平真二ですが、どうやら広島での乗り継ぎ電車が遅延したようで、その連絡が蒲郡に入ったようでした。というわけで、荷物置き場にポツンと上平の荷物だけが置かれていて、レース場入りする上平には会うことができませんでした。焦りながらの蒲郡入りになったはずです。その鬱憤はレースで晴らせ!(黒須田)