BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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紅組白組、常滑に集結!

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 レディース=紅組、ルーキーズ=白組、それぞれ24名ずつの団体戦。それがボートレースレディースvsルーキーズバトル。もちろん通常のシリーズのように個人優勝も争われるわけですが、団体優勝も争われるという企画レースであります。これまで5回行なわれて、紅組2勝、白組3勝。今回は紅組がタイスコアに持ち込むのか、白組が突き放すのかが見どころのひとつであります。

 常滑入りの一番乗りは地元の水野望美! 声をかけると、朝からのんちゃんスマイル全開で挨拶を返してくれました。ピットではいつも率先して動いている姿を見かけるわけですが、後輩が多数いるなかでも一番乗りというのは彼女らしいなと思ったり。レースでもゴール一番乗りで!

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 白組一番乗りは山崎鉄平と安河内健の佐賀コンビ。山崎は116期で白組では最年長の一人。今節は白組を牽引する立場ですね。…………とここまで書いたら、ルーキーズ一番乗りは滝沢峻ではないかという情報が。あらー、写真撮り損ねた! すみません!

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 紅組側の最年長、ということは今節最年長は山川美由紀! なんだかもう、さすがの貫禄なのであります。僕が5000番台のルーキーだったら、顔を合わせただけで委縮しちゃうだろうな。中村桃佳、松尾夏海の香川トリオでの常滑入りでした。

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 紅組にはこの人もいるぞ。テラッチ! 3000番台は山川と寺田千恵、この2人だけなんですね。女子レーサーの重鎮的存在が揃っての参戦とは、紅組にとっては精神的支柱が2本あるようなものですな。これは紅組、強力だぞー。

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 白組のエース格は、やはり一昨年の新人王・宮之原輝紀だろうか。スピードとハンドルワークで先輩レディースたちをキリキリ舞いさせたいところであります。こちらの姿に気づいた宮之原、なんでこのオッサンがここにいるの? と驚いたように目を丸くしながら、何度も頭を下げてくれました。このオッサン、紅白戦には来るんだよねー。次はSGで会いましょう。

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 ルーキーの牽引役のもうひとりは井上忠政。昨年2月の津大会にはA2級での参戦でしたが、今回はA1級での登場。彼は実に礼儀正しい男で、ピットでは毎朝、丁寧におはようございますと声をかけてきて、今日は「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」。2021年になって初対面ということで、年頭の挨拶までしてくれたのでした。こちらこそ、今年もよろしくお願いします!

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 A2級ではありますが、地元の中村泰平も白組エースの一人としての活躍が期待されます。今日はめちゃくちゃカッチョいい愛車で颯爽と登場。常滑の職員の方も「宇宙船みたい」と目を見張ってました。

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 ルーキーズで忘れちゃいけないのが、ミスター紅白バトルこと吉川貴仁。一昨年6月のびわこ大会では個人戦優勝(デビュー初優勝!)、昨年の津大会でも優出の大活躍。団体優勝にも大きく貢献しています。3回目の出場はもちろん最多。今回も大暴れしてくれるでしょう。

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 恥ずかしながら出場選手を完全に把握しないままに選手到着を待っていたので、この人があらわれたときにはちょっと驚いてしまった。出口舞有子、昨日びわこで優勝してたじゃん! なんと中0日での地元紅白戦参戦。というわけで、昨日はおめでとうございました! と声をかけたら、ニッコリ笑い返してくれました。2節連続優勝を目指せ!

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 本日の大トリは原田佑実。紅組に始まり紅組に終わった選手入りなのでありました。さあ、6回目の紅白団体戦。軍配はどちらに上がるのか、一節追いかけていきましょう!(黒須田)