BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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開幕! 初日朝のピットの風景

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 レディースオールスターはGⅡだが、いわばプレミアムGⅡとでも言うべきシリーズであって、報道態勢もSGやプレミアムGⅠと変わらない。たとえば2R1号艇の上田紗奈はこうした雰囲気のなかで走るのは初めてのはずで、これは間違いなく大きな経験になるはずである。で、それが平常心を欠くことにつながったかどうか、インからコンマ52と立ち遅れたのは痛かった。レース後も神妙な表情になっていて、先輩のアドバイスにまっすぐな視線で聞き入っていた。まあ、それもまたいい経験ではあって、ぜひとも明日以降の戦いにつなげてもらいたい。頑張れ!

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 1Rを制したのは中村桃佳。こちらはなにしろ3年前の覇者だし、すでにSG経験もあるし、堂々たるレースぶりでオープニングを飾った。レース後の振る舞いも堂々としたもので、早くから頭角をあらわした逸材ぶりを改めて見せつけられた。

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 一方、5号艇で登場の山川波乙は6着大敗。スタートは互角だったが、1マークでは見せ場を作れなかった。5Rを控えているということで、レース後はキビキビと次のレースの準備。2R締切の15分ほど前にはふたたび水面に向かっている。その動きは、瑞々しさを感じるものであった。今回のメンバーを相手にすれば、大敗も致し方ないところ。怯まず恐れず、チャレンジしてもらいたい。頑張れ!

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 同期の絡みというのは、どのピットでもよく見かけられるもの。写真は深川麻奈美と津田裕絵。100期コンビであります。100期はさらに川野芽唯、平高奈菜、鎌倉涼と大挙5人の参戦。ということは、現役選手は全員が参戦ということか! レベルが高い期なのだ。

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こちらは101期の守屋美穂と櫻本あゆみ。同期では山下友貴も参戦しており、この直後には櫻本と山下が会話を交わすシーンを目撃している。この期もなかなかのレベルの高さだなあ。

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 というわけで、山下友貴です。ミス38位ということで、ボディコンにも期待していたのですが……残念。

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 3R、塩崎桐加が2コースまくりで快勝。まさに塩崎らしい一戦だった。レース後は淡々とした様子で、特に歓喜をあらわすことはなかった。むしろ、出迎えた長嶋万記のほうが嬉しそうに見えたなあ。

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 3R発売中に試運転に向かう大山千広。ドリーム組は大山だけでなく、全員が朝から精力的に動いていた。初日の序盤の時間帯から活気づいていたピット。早くも盛り上がってまいりました!(PHOTO/池上一摩 黒須田 TEXT/黒須田)