BOAT RACE ビッグレース現場レポート

BOAT RACE ビッグレースの現場から、精鋭ライター達が最新のレポートをお届けします。

不思議な心持になる選手入り

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 初めて本栖研修所に取材に行ったとき、80期生がもうすぐ卒業で、82期生が入所したばかりでした。つまり82期生は当時、訓練生になったばかり。その82期生がマスターズチャンピオンにやって来るなんて! いや~、マジかー。マスターズチャンピオンの正式名称は名人戦。赤岩善生が名人戦なのか~、マジかーと、52歳のオッサンは改めて自分がすっかり中年になったと思い知るのでした。

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 初めて表彰式典を取材したとき、最優秀新人に選ばれていたのが原田幸哉でした。マジかー、幸哉がマスターズチャンピオンかー。名人戦なのかー。

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 初めてSGの出張取材をしたのが、1997年のクラシック(住之江)。そのとき21歳で出場して話題になっていたのが守田俊介でした。マジかー、俊介もマスターズなのかー。

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 そしてそのころ、天才あらわると話題になっていた若手が瓜生正義でした。ほんまかー、瓜生がマスターズなのかいなー。まあ、この数年、まだまだ若手だと思っていた選手が立て続けにマスターズに参戦し、俺も年取ったと溜め息をついたりしたものですが、今回はそんな思いをより強く感じた次第。みんな一緒に年を重ねているわけで、自分が年取った分、かつての若手がこの舞台にやってくるのは当たり前。そんな彼らの円熟した戦いを堪能するといたしましょう。

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 それにしても、マスターズチャンピオンは10数年ほど前とは完全に様相を異にするレースになりましたね。つい数日前に、大村でGⅠを制したばかりの濱野谷憲吾も参戦するのであります。

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 昨年SG初優勝を果たし、それからまだ1年も経っていない徳増秀樹も登場。うーん、今日もおしゃれ番長だぜ!

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 昨年のグランプリファイナリスト、松井繁ももちろん参戦! シニアレースというより、普通の記念レース、って感じですね。もちろん、ベテランしか参戦していないわけですが。なにしろ、SG覇者21人が参戦しているのだから、なかなか厳しい戦いであります。

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 同時に、普通の記念レースとは一味違う戦いになるのも間違いない。西島義則、大暴れを期待しますぞ!

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 今村暢孝は2年ぶりのマスターズ参戦。外枠に入ったときが本当に楽しみ!

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 ♪飛べ飛べ~真二~~石川真二~~~♪ 2年半ほど前、下関ではがんがんバナレで飛びまくって、完全優勝! その再現もぜひ見たい! というわけで、進入から一筋縄でいかないのもマスターズチャンピオンであります。ボートレースの神髄、見せてくれ!

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 女子選手は2人。寺田千恵と海野ゆかりです。濃い人ばかりのなかで、どれだけの存在感を発揮できるのか、おおいに期待しましょう。というか、海野もマスターズなんだなあ……。20数年前、某週刊誌の企画で「期待の若手美人女子レーサー」というのをやらせてもらったとき、海野に取材したんだよなー(もう一人は西村=現・本部めぐみ)。それがマスターズとはなー……と冒頭に戻ってしまうわけであります。

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 女子二人にも熱い声援を!(黒須田)