（抽選前のつぶやき）
去年の11月25日から５カ月ほど稼働している宮島モーター群。まずは今節も、絶大なる信頼度を誇る『ＢＯＡＴＢｏｙ』三島敬一郎のトップ10モーターから紹介しよう。
三島敬一郎推奨10基
69号機（34%）Ｓ 直線系統なら負けない足色でスピード戦なら、これだ。
45号機（40%）Ｓ 行き足・直線系に余裕がありレース足も高水準の動き
40号機（38%）A+ 近況、上位級の仕上がりをみせていて要注目だ！
11号機（31%）A+ 近況実績なら十二分。三拍子揃って中堅以上の動き！
49号機（56%）A+ 勝率一番のエース機、近況も出足・回り足と動き健在
38号機（38%）A+ 近況も動きは抜群で、特に直線系統の足色が光る一基
42号機（44%）Ａ 選手なりだが力強い動きで、転覆の影響はなさそう。
51号機（47%）Ａ 直線系の足が力強く、女子レーサーが引けばＳ一撃も
66号機（41%）Ａ ゾーン広そうな本体素性良機！全体的に力感がある。
14号機（41%）Ａ 実績は高いが、転覆の影響かイマイチな感じの動き。
おっと、さすがハードパンチ三島、Ｓランクの１位指名は２連対率34％っきゃない69号機をぶち込んできたぞ！ この69号機、あまり乗り手に恵まれず数字こそ低いが、ちょいとユニークな“機生”を歩んでいる。３月28日のＧⅢ３日目９Ｒ、相棒の伏田裕隆が暴走モードに突入。前半３Ｒまでの全４戦はチルト控えめのオール枠なりだったのが、突如としてチルト３度に跳ねて最終日までアウト屋を貫き通した。この69号機があまりにも伸びるから試してみたのか、急に同支部・阿波勝哉の魂が降臨したのかは謎だが、とにかく伏田のレーサー人生に何らかの異変が起こったことは間違いない（次節のとこなめでも伏田は２戦目から６コース・チルト３度を続投）。
で、ＧＩダイヤモンドカップで69号機を引き継いだ杉山裕也は、強力なストレート足を武器にあれよあれよとファイナル進出（５着）。三島がその伸び足に惚れ込んだのも頷けるほどのゴキゲンな直線パワーだった。
三島が同じくＳランクで２番手に推した45号機は、私の大のお気に入りでもある。今年に入って１月後半の塩田北斗の直線足を見て「おっ」と唸り、続く２月・伊藤尚汰のスリット近辺の加速感に「これはこれは！」と魅入られた次第。その後、節によってはやや期待外れのパワーも見え隠れしたが、基本的に行き足が強力で回転がバチッと合えば一撃まくりもありえる優れものだと確信している。
その他のパワー評価は三島にオンブダッコするとして、ひとつ気になるのが超キワモノの63号機。２月15日に高田ひかるが乗って、マジで化け物級の伸び足に特化。F2持ちらしくドカ遅れに近い隊形から、ゼロ台のイン選手をまくりきるという狂気のパワーを見せていた。もちろんこれは「ひかるクオリティ」だからして、その後の63号機は山口剛などによってバランス型へと収束していったのだが、それでもちょっとちょっと「ひかるモンスター」の片鱗が見え隠れすることがあるんだよなぁ。眉に唾をつけつつ、このキワモノモーターの行方にもちょこっとだけ注目したいと思っている。
（いざ抽選結果！）
今節も３密回避で会場に行けなかったので、速報スタイルで三島推奨モーターの相棒をお伝えしよう。
三島推奨モーターのパートナー
★★★69号機（34%）Ｓ＝片岡大地
★★★45号機（40%）Ｓ＝高橋淳美
★★40号機（38%）A+＝前田紗希
★★11号機（31%）A+＝寺田千恵
★★49号機（56%）A+＝荒牧凪沙
★★38号機（38%）A+＝落合直子
★42号機（44%）Ａ＝井上忠政
★51号機（47%）Ａ＝宮之原輝紀
★66号機（41%）Ａ＝河野主樹
★14号機（41%）Ａ＝上村宏太
☆63号機（37%）？＝高木圭大
おぉ、三島イチ推し69号機は、舟券的に人気の盲点になりそうなルーキーの片岡大地の手に！ 穴党にとって初日から楽しみな存在とお伝えしておこう。もう一丁のＳランク45号機は、今節の最古参にして『浪速の永遠のアイドル』淳美さんがGET。こちらも「オバハン選手」などと軽視していると、痛～いしっぺ返しを喰らいますぞ。外枠でも要注意！（text/畠山）
