今朝の開会式には決定戦組が登場。
1R展示後にピットに入ると、瓜生正義、峰竜太の九州コンビと
太田和美、丸岡正典の奈良師弟がちょうど帰るところだった。
峰とは少しだけ雑談。弟子の上野真之介が
新鋭リーグで噴きまくっていた34号機を引きたいっすね~、
とのことだった。情報は仕入れているだろうから、
本当に引けたら有力だな~。
4人はもちろん私服で、
太田和美のファッションがなんとも粋。
シックなジャケットとスラックス、グレーのベストもイカしている。
う~ん、渋い! などと池上カメラマンと話していたら……
「キャーッ! カッコいい!」と黄色い嬌声が飛んだ。
グレートマザー! 太田の颯爽とした姿を見つけた日高逸子が、
絶叫していたのでありました。ダハハハ、かわいいですな。
日高は朝から本体整備をしており、2R後にモーター装着する際には、たまたま通りかかった笠原亮にヘルプを求めた。
「りょ~ぉくぅ~~ん!」。うむむむ、いつまでもグレートマザーは、
いつまでも女の子、なのでありました。
本体整備をしていたのはほかに、
中島孝平、石川真二、三井所尊春。
初日にドリーム組が本体をバラしているというのは、
よく見る光景ではある。12Rがたっぷり時間があるだけに、
じっくりと調整ができるというわけだ。
1R、山川美由紀が1号艇で登場したが、
石渡鉄兵のまくり差しを浴びて逃げ切りはかなわなかった。
大村の最終日12Rを走り、住之江の初日1Rを走る。
変則的な連戦である。まったくもって、お疲れ様です!
レース後、山川に寄り添ったのは森高一真であった。
にこやかにほほ笑みかける森高に、優しげな笑顔を返す山川。
うむむむ、なんかお似合いですぞ!
大村では女子選手たちの華やかな絡みを
ピットではたくさん見たわけですが、
その主役の一角となった2人のレディーが
SG選手と絡むのを見るのも、実に楽しいものであります。
今節、香川からは2人だけの参戦。
美由紀姐さんと森高の絡みはまだまだありそうですな。
ところで、毎年書いていることのような気がするが、
住之江のピットはなかなかに広い。
ボートリフトはスタンドに隣接した位置、
つまりはいちばん端っこで、選手控室は展示ピットの奥。
ゆうに100mは離れている。
で、エンジン吊りの際に控室にいたりすると、
長い距離を移動しなければならないわけで、
レース後というのは選手たちが全力疾走する姿が
数多くみられるわけである。あるいは、プロペラ調整室から急ぎ
モーター装着、なんて場合も選手は走る。
とにかく、こんなにも走っている選手が頻繁に見られるのは、
住之江くらいだろうと思う。 岡崎恭裕が走る!
まあ、若者が走っている姿というのは、珍しくもなんともないか。
足取りも軽快!
吉永則雄も走る!
水面では日本レコードを叩き出すほどのスピード派、
陸上でもスピード充分!
市川哲也も走る! むむ、頑張れ!
市川と私は同い年、とても彼のようには走れません……。
今朝見かけた市川は、すべて走っている姿であった。
そして、服部幸男まで走る!
常に悠然、哲人の面差しで歩いている服部が、
住之江では走るのだ。その姿にも風格を漂わせている服部幸男は、
文句なしに素敵だ!
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)