BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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明日はエキシビションレースがあります!

 

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 明日、11R発売中にエキシビションレースが行なわれます。今日は8R発売中に枠番抽選が、10&11R発売中に試運転とスタート練習が行なわれました。まず、出場選手と枠番は以下の通り。

 

①淺香登(三重)

②村田瑞穂(三重)

③立山一馬(大阪)

④鈴木弓子(愛知)

⑤長嶺豊(大阪)

⑥野中和夫(大阪)

 

 内枠を地元勢が締め、SGウイナーの大阪コンビが外枠に。といっても、5号艇にイン屋・長嶺豊ですからね~。淺香もインが欲しいはずで、村田も地元だけに簡単に内を譲るわけにはいかない。これは進入から面白そうですぞ~。

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 試運転&スタート練習は、なんとも和やかなものとなった。というより、関係者はもちろんのこと、マスターズ出場選手がみな嬉しそうに6人を見守り、ピット全体が幸福感に包まれたのだ。いや~、かつてはさんざん剣を交え、さんざんイジメられた(?)先輩たちが、久しぶりにカポックを着て、水面に出ていこうとしているのだから、それはもう嬉しいことに違いない。特に喜んでいたのが今村豊で、淺香登との再会に抱き合って至福の表情を浮かべていた。他にも、多くの選手がご挨拶をしたり、旧交を温め合ったり。あと、鈴木夫妻が言葉を交わす場面も! そうしたシーンがあちこちで散見されるピットは、なんとも居心地のいいものでありました。

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 スタート練習は5本。1本目は鈴木がアウトに出た以外は枠なりだったが、2本目以降はそれぞれの思惑があらわに。長嶺は当然インに居座るし、4本目には野中がインに貼りつくし、それを見て立山はダッシュに引くし、鈴木はずっとアウトからだし、と早くも駆け引きを繰り広げているようでしたぞ。ちなみに野中はお手伝いの若手選手にチルトを上げてと要望。どうやら0度で走ったようです(他5人はマイナス0・5度)。

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 で、5周+試運転で数周走ったものだから、終わった後は皆さん、お疲れのご様子でした(笑)。今夜は同窓会のごとく盃を交わし(長嶺は下戸ですが)、今日の疲れを癒して、明日元気いっぱいにエキシビションを走ることでしょう。もちろん、エキシビションの様子もお伝えします!(黒須田)