(抽選前のつぶやき)
初物づくしの今シリーズ、もしかしたらガラポン抽選も男女男女男女とか順繰りに回すのかしらん? ってなことを考えつつ、三国モーター相場はBB誌の一般戦ウォッチャー三島敬一郎の「マル秘メモ」に乗っかっちゃおう!
★三島記者の推奨モーター
◎16号機(43%)=村田修が全体的に強めで出足・回り足系。G1片岡雅
◎36号機(37%)=準優出外さない行き足・伸び足系。G1山本寛
○51号機(40%)=上條暢嵩・中村尊と連続V、行き足・伸び足強め。G1山口剛V
○30号機(47%)=誰が引いても動く、回り足系抜群で行き足も。G1池田浩
○58号機(48%)=エース機 展示Tも出て行き足・回り足抜群 G1浜野孝
○19号機(39%)=川崎公靖の出足・回り足系良かった。G1岩瀬裕
△65号機(40%)=和合俊介がなかなか良い足見せたが転覆。G1下出卓
△33号機(46%)=大場広孝の行き足・回り足良かった。G1市橋卓
2連率トップの31号機、同3位の28号機を蹴とばした敬ちゃんの眼力、ちょっとした見ものですな。
(いざ、抽選会場へ)
さてさて、このシリーズが全国発売&JLCの全面配信などなど業界の期待を背負っている一大イベントだと選手たちは知っていたかどうか(笑)。会場に集結した面々はのんびりした感じで、SGのようなピリピリムードとは無縁の表情だ(一般戦だから当たり前ではあるのだが)。
そんな和やかな雰囲気を高揚させるべく、選手の前に立った関係者さんはそれぞれ熱いコメントを発していた。「史上初の団体戦」「水上の紅白戦」「開会式では紅白チームの各団長の号令で全員が掛け声」「表彰式は優勝チームの選手たちができる限り多く壇上へ」……選手たちの表情が徐々に引き締まっていく。
ただ、ガラポン抽選はモーター相場がイマイチ浸透していないせいか、のんびり和やかムードへとUターン。先頭の松村修二から登録番号の若い順番へ、淡々と抽選は進んで行く。あ、実に愛らしい最若手・来田衣織のガラポンから、いきなり貫禄たっぷりの最古参・長田光子姐さんにリレーした瞬間は、得体の知れない異次元のオーラのようなものを感じました、はい(←あくまでも私個人の感想)。
そんな中、誰よりも真剣にガラポンを回していたのが地元の今井美亜だった。玉が飛び出した後も、読み上げるスタッフの顔をじっと凝視。「43」という数字を聞いて少しだけ顔をしかめた美亜は、席に戻ってからも過去の出走表と真剣にニラメッコし続けていた。おそらく自分が望んでいた数字ではなかったのだろうが、この本気モードは怖い。抽選会場の表情だけで言うなら、今井美亜が断トツの優勝候補とお伝えしておこう。
で、三島記者の推奨モーターがどんな面々に渡ったかと言えば、◎16号機の宗行治哉や◎36号機の鈴谷一平などなど、ダークホース的な存在が大半を占めた。ただでさえ混戦ムード漂う団体戦シリーズだけに、この伏兵たちがパワー任せに暴れてくれると舟券的な妙味もグッと高まるだろう。
銘柄級と呼べるのは、○30号機を引いた五反田忍あたりか。「30」という番号を引いた瞬間、五反田本人より先に「オオッ!!」と声を発したのは同県の上條暢嵩だった。さらに戻ってきた五反田を捕まえて「47%っすよ、めっちゃええやないですか!!」。これを聞いた五反田先輩もニッコリ笑って「うそ、ほんまっ!?」。ってあんたたち、今節は紅組vs白組の敵同士なんですからねっ!!!!(text/畠山、photos/チャーリー池上)
★三島記者の推奨モーター
◎16号機=宗行治哉
◎36号機=鈴谷一平
○51号機=梅木敬太
○30号機=五反田忍
○58号機=國弘翔平
○19号機=武藤綾子
△65号機=福岡泉水
△33号機=三浦敬太