BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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万全対策のなかSG戦士集結

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 今日の宮島は快晴で、暑い! そんななかで一番乗りは永井彪也であった。我々がピットに着いたときには外で待機しており、競走会の職員の合図で私物検査に向かっている。

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 二番手は前本泰和。今節、地元勢は前本のみ! 孤軍奮闘で地元の砦を守ります。気合もパンパンのはず!

 ところで、早々に到着したこの二人はいつも通りに私物検査に向かっているのだが、このあとはいつもと違っていた。

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 前本から10分ほど遅れて三番手登場の中田竜太。やけに慌てた様子で荷物を運びこんでいる。検査の方は「慌てんでええよ~」と声をかけているのだが、中田はそうはいかないという風情で「みんな待ってるんですよ!」。先ほど永井はたった一人でピットの外にいたのだが、その後続々と選手がやってきた様子で、しかしピットに入れるのは一人ずつ!?

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 そうなのだ。ようするに、私物検査のテーブルが空いてから外の選手が呼び込まれる、という方式で、それまで選手たちはピットの外で待機ということになっていた。ピット内で私物検査の順番待ちをしていると“密”になってしまうということで、まさに万全の対策なのである!

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 というわけで、次の順番の選手はこんなふうにピット出入口で今か今かと待ち構える場面も。私物検査のテーブルは4カ所設けられていたが、テーブルが空くと無線で「1人どうぞー」とか「2人どうぞー」とピット出入口の職員さんに連絡が入り、検査に送り出されるという次第である。

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 これは後から到着した選手にはなかなか大変ですよね。ピットに入るのにどれだけ待たされたことか。最後から2番目に入ってきたのは白井英治で、苦笑いを浮かべながら「待ちくたびれた~」だって。お疲れ様でした。でも、こうした対策のなかでボートレースは止まることなく開催されている。大変だとは思いますが、健康には気をつけすぎるほど気をつけて、レースを頑張ってくださいね!

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 そうそう、私物検査の際には金属探知ゲートを全員がくぐっています。公正対策も万全! 神妙な顔で潜り抜ける峰竜太、もちろんクリア!

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 赤岩善生がくぐると……「プーーーーッ」。ええっ! ゲートが反応した。ベルトを外して再びくぐると、見事にクリア。ベルトの金具にもしっかり反応するわけであります。万全です!

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 最新SGウィナーが登場です! 篠崎仁志! 住之江の感動的Vはまだまだ記憶に新しいところですね。今節もがんばれ!

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 本日の大トリは福来剛。けっこう待ったものと思われます(笑)。入りはラストも、ゴールは真っ先で!(黒須田)