甲子園と言えば、ふるさとTシャツ! 昨年は「〇〇魂」(〇〇には都道府県名)とフロントに大書されたTシャツをさまざまな選手が着用していたものだ。このレースの企画をしっかり受け止めて、それに乗っかったという粋なふるまいであります。今年もそれを見るのが楽しみ。渡辺浩司は「大分県代表」、さらに「日田出身」と市町村まで入れてきた。まあ、九州勢にはかなりいじられてましたが(笑)。
岩崎良美は「熊本命」。僕は今まで知らなかったのだが、人吉市出身なんだそうですね。明日の10時ころから配信されるバーチャルオープニングセレモニーは、前検終了後に収録されたのだが、そこで涙ぐむ場面もあった。さまざまな思いを抱えて、岩崎は今節を熊本代表として走る。その奮闘ぶりが熊本のファン、ひいては熊本のみなさんのパワーになりますように!
甲子園は、“ボートレース過疎地”の選手に会えるのもまた楽しい。レース場入りの際に挨拶をしたときにも興奮したものだが、村岡賢人が今年はこのピットに立っているという事実は、やはり嬉しいものだ。鳥取県出身者は今のところ彼一人だから、しばらくはF休みとかがかぶらなければ毎年出場確定。甲子園が甲子園らしい一戦になるにはあなたが必要なのです!
出身者が一人の都道府県はまだあって、山形県は多田有佑のみ! プレッシャーかけるわけじゃないけど、毎年ここで会わなきゃいけないのですぞ! 今日のピットでは岩崎芳美との意外な絡みを発見。
そして秋田は高橋直哉のみ! 昨年の甲子園では、好走して高配当を提供する場面もあった。今年も穴を叩き出してくれることを期待していますぞ!
ちなみに、わが長野県は2人だけ。飯山泰と金児隆太。昨年につづき、飯山が代表に選ばれており、そりゃ依怙贔屓するでしょ、やっぱり。来年、金児くんが代表になっても同じことです。飯山は今年も数字のないモーターを引いてしまっているのが心配だが、舟券買って応援しよう。
評判機を引いた萩原秀人は、地元勢では“新兵”ということもあってか、スタート練習&タイム測定が終わった後は、雑用に動く場面も見かけられた。モーター架台をボートリフト近辺に運び出すと、後輩たちはそりゃもう恐縮! 誰もが慌てて萩原の後に続くのだった。萩原は単に手が空いているだけのようだったが、やはり好感触で余裕アリ!?
それにしても、雨模様ということもあって、ピットはなかなかの暗さ。菊地孝平は、プロペラを叩いたあとにラインを確認するため外に出たが、暗かったのだろう、水面際までわざわざ歩いて確認を始めている。今節は天気が悪そうだから、毎日こんなんかなー。写真もうまく撮れないなー……という、黒須田の言い訳でありました。写真いまひとつでもご了承ください!(黒須田)