平和島でグランプリが開催されるのは6年ぶり。現在の2ステージが導入された、その1年目でした。それまでは、前検日にレース場入りするのはシリーズ組だけだったのですが、このシステムになってGP組18名もこの日に入ってくるようになりました。本日の一番乗りは永井彪也。やはり地元の若手が真っ先に来るのですね。
……と思いきや! 今日はそれよりも早く入った選手たちがいたのであります!
私が9時30分前に平和島に到着したら、「いま、菊地さんが入りましたよ」との情報が。菊地孝平が!? 早っ! そして、それからも続々と……。
桐生順平! 白井英治! 井口佳典! 峰竜太! 瓜生正義! 錚々たる面々が早々にレース場入りしたのであります。彼らの共通点とは何か。あ、もう一人いました。
毒島誠! 彼らの共通点、それはゴールデンレーサー賞を受賞した選手たちであります。ゴールデンレーサー賞は、GRANDE5(クラシック、オールスター、メモリアル、ダービー、グランプリ)の1~3着のBOATRACE振興会会長賞メダルを3つ以上獲得し、さらにSGや周年記念、マスターズなどの優出者に贈られるメダルも併せて24個以上獲得した選手が受賞できます。今日、午前10時からその授賞式が行なわれたのですね。残念ながら、3密を避けるために我々は取材できませんでしたが、その授賞式のために彼らは他の選手より早く平和島入りしたのでありました。
それ以外のグランプリ組で最も早かったのは新田雄史。今節はグランプリ18名、シリーズ42名の総勢60名参戦なので、競技棟の前には大量の荷物が並べられていました。永井もそうだけど、そのなかから自分の荷物を見つけるのは大変そうでしたよ。
同じようなタイミングでやって来たのは守屋美穂。女子選手はいつも早い入りになりますね。平山智加もこのすぐ後に到着しています。
この人がついにグランプリ戦士として登場! 西山貴浩であります。髪の毛の色、変わってますかね? これも気合の証しと捉えましょう。今節のニッシーニャは一味違うかも!?
トライアル2ndから登場の篠崎仁志は走ってレース場入り。どうしたどうした? 競技棟の玄関に着いて、競走会の職員に一言。「トイレ貸してください!」。ダハハハ! 間に合ってよかった(笑)。スッキリしたところで、正式なレース場入りであります。
6コースからの衝撃的な突き抜けで黄金のヘルメットを手にしたのはもう6年前か。茅原悠紀! 平和島GPといえば、この男。今年もトライアル1stからセンセーショナルな走りを見せてほしいところ。
このご時世、マスク着用は必須なのに、この人は……ん?……?……? マスクしてるのかーっ! ユーチューバー上平真二、もはやすっかりエンターテイナーです。通用門をくぐったときには撮影用の機材を手にしていたので、これもYouTube用のいで立ちでしょうかね。もちろん機材は管理に預けることになっていると思われます。
大トリは佐賀勢。深川真二の入りには峰が出迎えに出てきていました。
そして大トリ中の大トリが上野真之介。今年は好調だった“ノスケ”、最後に大仕事見せてほしいなー。(黒須田)