BOAT RACE ビッグレース現場レポート

BOAT RACE ビッグレースの現場から、精鋭ライター達が最新のレポートをお届けします。

優勝戦 私的回顧

ノンストップ確変!

12R優勝戦 並び順
①片岡雅裕(香川)12
⑥田村隆信(徳島)15
②一柳和孝(埼玉)25
③柳沢 一(愛知)16
④渡邉和将(岡山)13
⑤中田元泰(香川)16

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 田村がゴリゴリ動いて最終隊形は16・2/345。「ピンヤナ・ヤナピン」のセンター2騎の伸び足が半端ないため、昔の競艇のような乱打戦になるか??と胸が高鳴る隊形だったが、↑御覧のとおり一柳は1艇身近いドカ遅れ。

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 ならばコッチ、と視線を移した4カドの柳沢もスリットから期待したほどの迫力はなく、内の2艇に有利な1マークとなった。柳沢は50mあたりから上体を起こし加減だったから、かなりモミモミ放っていたかもしれない。残念だが、これもボートレース。伸びるからこその葛藤が実戦に反映されたのだろう。

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 外の艇が攻めあぐねている間に、片岡がスッキリと1マークを先制して勝負あり。もちろん、昨日のアミダ抽選での1号艇GETがモノを言ったわけだが、直近の抜群の勢いは看過できない。去年の暮れ(クリスマスイヴだ)は、鳴門のファイナル6号艇から優勝をさらってクラシックの権利を獲得。今日も今日とて、先頭でゴールした瞬間に今年の暮れの鳴門BBCトーナメントの優先チケットを入手した。年末年始にふたつの一般シリーズを優勝しただけで、これだけご利益を得た選手はそうそういないだろう。

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 まさに確変モードに突入した感のあるマー君だが、30代半ばにして熟練の領域を達したという見方もできる。ここ数年、香川支部は森高一真&重成一人のツートップがちょいと抜けた存在だった。が、去年の丸亀・正月開催をマー君が制したあたりからぐんぐん台頭し、去年は13優出6V(ちなみに森高は9優出0V)。

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 これをもって「森高をも超えた」とは言わないが、今はお休み中の重成に代わって香川支部の両輪を担う存在と言えるだろう。去年のラストチャンスで参戦権を得た福岡クラシックは、香川で唯一の男子代表という立場でもある(他は平高・平山の女子コンビ、森高は2月の四国地区選で奮闘するはずw)。残り2カ月、できればイケイケの確変モードを維持したまま福岡に乗り込んでもらいたい。
              ☆

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 最後に、16年ほど続いているこのブログ(何度か場所の変遷あり)で、初下ろしのモーターとべったり付き合ったのは今節が初めてだ。当然、手探りというか、前検から何の予備知識もないまっさらな気持ちで新モーター群と向き合ってきたわけだが、実に新鮮かつ有意義な4日間だったと自負している。
 誰よりも先に、ツバつっけた♪
 みたいな。で、去年から私の舟券スタイルは「スリットから暴力的に伸びて、同体からでも人気のイン選手を叩き潰せるモーター&選手をとことん狙い続ける」なのだが、この3日間で勝手にツバを付けさせてもらったモーターはふたつ。何度も書いてきたからバレバレだが、改めて紹介しておこう。

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★34号機(柳沢)=S+【出S・直SS】
★13号機(一柳)=S【出A・伸SS】

 まだレースをしていないモーターが次節に登場するという段階ではあるが、この2基に関しては当分の間追っかけると心に決めた。

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 もちろん「モーターは生き物」だからして、事故などで極端に足落ちするケースも多々ある。私も途中で見限ったモーターは枚挙にいとまがないのだが、できる限りこの2基とは長く付き合っていきたい、と思っている。まだ生まれたて、向こう1年も走り続ける“恋人候補”なのだから。読者の皆さんにおかれても、この2基が今後どれだけ活躍するか、時間に余裕のある方はチラ見していただきたい。(photos/チャーリー池上、text/畠山)