BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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THEピット――いつもの最終日

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 優勝戦の序盤は、いつも通りゆったりとした空気がウンヌン……と書くことになるのが目に見えていたので、今日はピットに入る時間帯を遅らせてみた。
 すると! いつも通りゆったりとした空気が流れているのであった(笑)。まあ、1時間ほど遅らせたくらいじゃ変わらないか。
「明日(最終日)はゆっくりしなければいけないと思っている」と言っていた毒島誠は、基本的には有言実行。ペラ室でゲージを当てている様子は見られたものの、ほどんどの時間を控室で過ごしているようで、エンジン吊りにはリラックスした表情であらわれている。

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 峰竜太は、3Rのエンジン吊りを終えたあとに、ペラ調整所に座り込んで、やはりゲージを当ててチェック。

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 桐生順平も、3Rのエンジン吊り後に動いており、モーターからプロペラを外して、調整室へと入っていった。

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 馬場貴也は、3R発売中に装着場を歩いている姿を目撃。その後はゆくえを見失ったのだが、3Rエンジン吊りはペラ室から出てきており、やはりペラの点検をしていたものと思われる。
 いずれにしても、本格的な動きはまだまだといった感じで、ようやく調整の端緒についた、というところだろう。

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 太田和美、平高奈菜については、結局エンジン吊りでしか姿を見ていない。二人ともTシャツにジャージ、スニーカーといった装い。つまり、長袖の乗艇着、ケブラーズボン、ケブラーシューズは身に着けておらず、動き出す気配は服装からは見出せないのであった。
 ということで、中盤の時間帯にもピットに入ってみます。(PHOTO/池上一摩 TEXT/黒須田)