BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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蒲郡メモリアルTOPICS 2日目

ポンコツ頭の懺悔録

 いやぁ、今節も出ました、おバカ畠山名物「偉そうに能書きを垂れたら、テキメンで真逆の結果が発生する」現象! 昨日のTOPICSで「インが強いのは初日だけでなく今後も続く」みたいな予言を自信満々に書いたらば、イン選手が負けること負けること!

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 2Rの石渡鉄兵、3Rの守屋美穂、4Rの中野次郎、6Rの徳増秀樹、7Rの篠崎仁志、8Rの馬場貴也、10Rの桐生順平、11Rの松井繁(F2ではあった)……なかなかに豪華にして強力な面々が次々と引き波に沈んだ。今日は8Rくらいまでホーム向かい風が吹いていたけれど、言い訳になるほど強くはなかったしなあ。うーーん、インコースがわずか4勝だった理由は……ポンコツ頭の私には分かりません!

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 さらに昨日、「パワー均衡化で突き抜けるパワーは皆無」などと断言したら、今日のダッシュ選手がまくるわまくるわ! まず、3Rの③篠崎元志は4カドに構えて猛ダッシュ。インの守屋美穂をまくりきった直後に佐藤翼のマーク差しを浴びたが、4カドの仕事をキッチリ成し遂げての④-③決着。3連単は7280円。
 この「ダッシュ艇のまくり×外選手のマーク差し=連動ワンツー」の流れは6Rから加熱していく。その6Rはあっと驚く⑤石渡鉄兵の5コースまくりに、超抜気配の⑥原田幸哉72号機が連動して⑥-⑤アウト決着、3連単16450円。

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 続く7Rは人気の④白井英治57号機が唯我独尊の4カドまくり一撃。外から地元のスーパーエース⑤池田浩二が目ざとく付けまわって④-⑤決着、3連単1210円の3番人気。これに関しては、大方の予想どおりのダッシュまくりではあった。
 さらに8Rは、これまた4カドの④中野次郎がスリットから伸びなり絞めまくり。すかさず連動した⑤峰竜太が狙い済ましたマーク差しを決めて⑤-④決着、3連単9950円。

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 ボチボチ息が上がってきたな。10Rは地元の平本が4カドまくりで11280円、続く11Rはまくり決着じゃないけど4カドの毒島誠が自力の全速まくり差しで8870円……
 〆て8本の飛び道具が炸裂したわけだ。同じようなインぶっ飛び・センター圧勝のレースでも大本命あり万舟ありとバラエティに富んでいたが、とにかく私の「突き抜け皆無」予言はこっぱずかしいほどに大ハズレ。で、今日の私がどんな舟券生活を送ったか。嗤ってやってください。
★前半は予言通り堅いレースが多いと決めつけてほとんどケン→指くわえて3発の万舟を見つめて意気消沈。
★後半は「そろそろインが反発して猛威を振るうだろ」などとガラにもないことを考え、①アタマの万舟=ピンマンばかり狙い続けて撃沈。
 まさに「口は災いの元」。昨日、あんな変な予言を書かなければ、前半からひとつふたつ万舟を召し取ったのではなかろうか。とにかく、すっとこどっこいな予言を書いて申し訳ありませんでした>< お詫びのシルシに頭を丸めて出直しますっ!!

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 さてさて、そんなこんなでイン受難&ダッシュまくりに気を取られていたら、ふと気づけば地元・愛知支部の5人衆がとんでもない大仕事をやらかしていた。列挙しよう。
★1R①柳沢一=数少ないイン逃げ1着
★2R⑤磯部誠=5コースまくり差しで2着
★4R②平本真之=混戦を切り裂く差し抜けで1着
★7R⑤池田浩二=前出・白井まくりマークで悠々の2着
★8R⑥岩瀬裕亮=アウトから捌きに捌いて3着
★10R④平本真之=目の覚めるような一撃4カドまくり1着、連勝!!
 のべ6戦、すべて舟券絡みの快進撃! 単純な好成績のみならず、1R柳沢のイン逃げ(パー)以外は、どれも枠番を上回るアンダーパーだったわけだ。今日だけの5人の通算成績は泣く子も黙る【13アンダー】。この数字は、とりあえず準優に向けて大きなアドバンテージと言えるだろう。ちなみに、元地元の原田幸哉(6号艇1着・2号艇2着)も入れると6人衆で【18アンダー】の快記録だ!(笑)

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 もちろん、今日のジモティMVPは、差してまくって2連勝の平本で文句なし。昨日のドリーム6号艇3着も含めて節間9・67、ゴルフ評価で【7アンダー】という成績は、まんま有力なV候補だ。明日の平本は8Rの3号艇。2号艇にF2の吉川元浩を噛ませるあたり、「施行者サイドも力こぶ」といったところだろうか(笑)。
 で、昨日の当欄で「6号艇で舟券に絡んだらV候補の一角にランクイン」とした岩瀬が、しっかり3着に食い込んだ。なんの権限も効果もないけれど、この場で「V候補のひとり」と認定しておきます(笑)。明日の岩瀬は11R5号艇。強敵揃いのセミファイナルでハードルの高い枠番を与えられたが、明日への試練と腹に据えて3着以内を目指してもらいたい。

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 そしてそして、昨日の段階で「有力なV候補」に認定した絶対エース池田の明日は、9R6号艇の難関にアタック。メンバーを見回すと、【2号艇に再び白井&4号艇に幸哉】という節イチ級コンビを配置。一見、パワー相場がバカ高いイケズな番組のようだが、ハイパー2艇が伸びなり突出したら……? さまざまにダイナミックな脳内レースが浮沈する中、アウトの池田がひょっこりと舟券に絡んでいるような気がしてならない。(photos/シギー中尾、text/畠山)