BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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大村オーシャンTOPICS 3日目

もうひとつの勝負駆け!

 オーシャンカップの水面下WARS、それはダービー勝負駆け(決算日は今月末!)だ。当ブログでは、選手のモチベーションが極端に変わりやすい5日目の朝に詳報することが多いのだが、今節はダービーボーダー近辺のヒリヒリ選手がやたらと多いので、早いうちに紹介しておこう。昨日までのダービー勝率は、こんな感じだった。

★松井 繁 7.23 
★佐藤 翼 7.23
★★篠崎元志 7.21
★★★瓜生正義 7.20
★★★★関 浩哉 7.19
★★★★丸野一樹 7.19
★★★★★坪井康晴 7.17
★★★★★西山貴浩 7.16(52位!)
 ――――――――――――――
★★★★★寺田 祥 7.13
★★★★★宮地元輝 7.11
★★★★魚谷智之 7.10
★★河合佑樹 7.07
★★赤岩善生 7.06

★は独断ヒリヒリ度

 現在、ジャスト52位ボーダーは7.16の西山貴浩! 去年のボーダーは7.20、おととしは7.17で、現時点での安全圏は7.18あたりだろうか。もちろん、ヒリヒリ度MAXの勝負駆けレーサーであっても、SG予選はおいそれと勝てるステージではない。たとえば、番組さんが知ってか知らずか、今日はこんなサバイバル番組が仕込まれていた。

4R
①坪井康晴 7.17
②関 浩哉 7.19
③西山貴浩 7.16
④長田頼宗
⑤佐藤 翼 7.23
⑥石野貴之

 なんと、ヒリヒリMAX級の3人が内枠を占拠! このまま実戦も行った行った行ったの123BOXで決まれば大団円なのだろうが、現実は厳しい。ガッチリ逃げた坪井に続いたのは、すでにダービー赤信号の長田~SG優先出場権を持つ石野だった。

 上位着が欲しい関と西山にとっては痛い着外だったが、本当の勝負はここからだ。たとえば彼らが予選落ちしたとしても(関はほぼ準優赤信号)、最終日までガチの勝負駆けが続く。フツーに予選落ちで意気消沈している選手たちより、はるかに強力なモチベーションで戦場に向かうことだろう。このあたりは、また5日目の昼頃に紹介します!

独断パワー評価

 さて、せっかく昨日の当欄で【記念優勝組vs記念0V積立組】に分類したので、両軍の3日目を終えての予選順位と独断パワー評価を添付しておこう。

GI・GⅡ優勝組

峰 竜太 7位 【出B+・直A】↓
菊地孝平 4位 【出B・直B】↑
山口 剛 1位 【出S・直A】
吉田拡郎 19位 【出B・直S】
茅原悠紀 18位 【出B+・行S】↑
関 浩哉 45位 【出C+・直B+】
上條暢嵩 30位 【出A・直A】
馬場貴也 39位 【出B・直B】
西山貴浩 27位 【出B+・直C】
片岡雅裕 22位 【出B+・直B+】↑
新開 航 17位 【出A・直A】
池田浩二 35位 【出B・直B】↑
遠藤エミ 3位 【出A+・直A】
湯川浩司 47位 【出C・直D】
島村隆幸 13位 【出B・直B】
中田竜太 16位 【出A・直B+】
瓜生正義 5位 【出B+・直B+】
長田頼宗 31位 【出A・直B】↑
山本寛久 48位 【出C・直C】
磯部 誠 6位 【出A・直B+】
原田幸哉 41位 【出C・直B】
藤原啓史朗32位 【出B・直A】
枝尾 賢 23位 【出C・直B】
椎名 豊 9位 【出B・直A】
田村隆信 21位 【出C+・直B】
渡邉優美 20位 【出A・直S】

記念0V積立組

坪井康晴 8位 【出B+・行A+】
丸野一樹 33位 【出B+・行A】
吉川元浩 37位 【出B+・直B+】
赤岩善生 49位 【出B・直B】↑
小池修平 52位 【出B・行A】
魚谷智之 25位 【出B+・直B+】
寺田 祥 43位 【出C・直C】
篠崎元志 10位 【出B+・直B+】
中島孝平 44位 【出C・直C】
平本真之 42位 【出B・直B】↑
宮地元輝 14位 【出B+・直B+】
白井英治 40位 【出A・直B+】
深谷知博 36位 【出B・行S】
石野貴之 11位 【出B・直B】
松井 繁 50位 【出C+・直B】
今垣光太郎46位 【出C・直B】
船岡洋一郎24位 【出B・直B】↓
森高一真 51位 【出C・直C】
毒島 誠 28位 【出B・直B】
土屋智則 2位 【出A・直A】
齊藤 仁 12位 【出A・直B】
吉田俊彦 34位 【出B・直C】
佐藤 翼 26位 【出A・直A】
河合佑樹 15位 【出B+・直B】
福来 剛 29位 【出B+・直A】
羽野直也 38位 【出C・直B】

※太字はトータルA以上

 最後に3日間36レースを終えての両軍の勝ち星を記しておこう。今日は積立組が12戦7勝と記念優勝組に勝ち越し! ぶっちゃけ「3日目は選考順位が低い積立組の出走数が多かった」というカラクリがあるのだが、かなりの接戦に持ち込んだことは確かだ。

 優勝組2016積立組

(photos/シギ―中尾、text/畠山)