(抽選前のつぶやき)
台風10号がど真ん中を通りそうな予報のなか、丸亀SGメモリアルの開幕です! 丸亀モーター群は去年の9月25日が初下ろし。たっぷり11カ月も使い込まれた大ベテランって感じなんだけど、この1年弱でモンスター級の絶対エースは出現しなかった。2連対率も40%~44%台に10基ほどがひしめき、「今季の丸亀パワー相場は確たる主役不在の群雄割拠」と思っております。
もちろん、こんな戦乱の世の中で、今節の真の英傑を見出すのは至難の業。伸びフェチの私・畠山も、何基かの伸びーーるモーターに唾を付けている程度だし。うん、こんな時こそ、あの男を召喚せねばなりますまい。この11カ月間、東京の自宅から丸亀リプレイを何百何千回とチェックしてきた『不屈のパワー鑑定士』三島敬一郎を。信頼度絶大な「三島エン魔帳」から、丸亀の厳選10基をどーぞ。
三島敬一郎の丸亀十傑
7号機(44.8%)A++ 出足好パワーの実戦足型。引き波も湿気も問題ない力感
38号機(41.3%)A++ 初下ろしから惚れ込む強めの足色。実戦系良好で要注目
26号機(43.8%)A+ パイプが外れてから一番良い動きしている状態で楽しみ
31号機(39.9%)A+ 出足、回り足、実戦足と良く、新ペラを仕上げ切れれば
18号機(41.8%)A? 出足、回り足と初下ろしから好状態キープも新ペラで?
66号機(37.9%)A 伸び型機を好むレーサー向き。夜なら回転が上がる印象
20号機(41.7%)A ゾーンは狭そうだが、しっかり合えば直線系の足に余裕
56号機(43.5%)A 直線系統の足が良い動き、伸びにも繋がっていて要注意
29号機(32.5%)A 実戦の足色は良い動きで、出口の押し感や中間速に力感
15号機(38.4%)A パイプが外れ新ペラ交換も、調整次第でさらに上積みか
おおっと、三島のイチ推しは僅差ながら2連対率もトップのラッキーセブン! 元より長期稼働しての数字だから信頼度も高い7号機を、三島がまんまトップ推奨したのだから「鬼に金棒」、いや「確変セブンフィーバー機」!! 機歴を見ても「しっかり上位着を揃えやすく、5、6着が極めて少ない」ってな感じで、実戦足に重きを置く三島好みの出足主体の抜群機っすね。もちろん、SG常連はすべてこの系統の足を求めるから、今節のセブン機を引き当てた選手は活躍間違いなしとお伝えしておきます。
三島がもうひとつ【A++】を授けた第二席は、これまた実戦足タイプの38号機。今まで5優出0Vと無冠ではありますが、しぶといレース足は定評が高いっすね。直近の気配も上々で、A2三宅潤が11戦オール3連対だったり、前節のB1西岡顕心が優出3着したり、猛暑の中でグングン調子を上げている印象すら感じます。これまた、誰が引いても有力なV候補か。
でもって、伸びフェチの私がガッツリ期待しているのが、三島三席の26号機であります。今年の春先までは凡機のひとつだったけど、三島評のとおり温水パイプが外れたあたりから全部の足が急上昇。特にスリット近辺の行き足~伸び足が狂暴化の一途を辿り、7月下旬に優勝した吉田裕平のストレート足は文句なしの節イチでした。今節は捌き達者が多いイメージなので、ツケマイ女帝・遠藤エミあたりに引いてもらってガンガン暴れてほしいっすね!
さらに私の好みをシンクロするなら、三島七席の20号機と八席の56号機が火の玉直球タイプ。26号機と合わせて「丸亀の伸びーーる御三家」と勝手に呼んでいるのですが、今節の私はこの御三家のなかから舟券心中のパートナーを選ぶつもりでおります♪
(いざ、抽選結果!)
はい、ただいま手元にモーター抽選結果の資料が届きました。取り急ぎ、三島十傑を引き当てたラッキーな面々をお伝えします!
三島十傑のパートナー
7号機(44.8%)A++=定松勇樹
38号機(41.3%)A++=西山貴浩
26号機(43.8%)A+=齊藤 仁
31号機(39.9%)A+=島村隆幸
18号機(41.8%)A?=田村隆信
66号機(37.9%)A =新田雄史
20号機(41.7%)A =茅原悠紀
56号機(43.5%)A =吉川元浩
29号機(32.5%)A =前田将太
15号機(38.4%)A =池田浩二
出足強力、誰が乗っても活躍しそうなフィーバー7号機をGETしたのは、今年ブレークを遂げた「佐賀のまくり王子」定松勇樹! 彼の強烈な攻撃力×安定感抜群の実戦足を駆使して、今年2度目のビッグ戴冠があるかも?
同じく実戦タイプで安定感たっぷりの三島二席・38号機は西山貴浩が、そして、伸びフェチの私も大注目している上昇パワー26号機は齊藤仁が引き当てました。最近の仁さんは隙あらばまくるスタイルでもあり、どこかで大穴をブチ開けて欲しいっすね。茅原20号機も元浩56号機も気になるけれど、今節の私はJIN26号機のアタマ舟券で勝負します!(photos/シギ―中尾、text/畠山)