BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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GPシリーズ戦TOPICS 初日

古豪、奮闘

 インコース無敵モードになりやすい住之江SG(たとえば去年のGP2日目はイン11勝!!)。ご多聞に漏れず、初日の今日も1Rからイン選手が悠々の3連勝を飾った。
「まさか、このまま12連勝なのか??」
 なんて叫んだらば、4Rで76期の古豪・原田幸哉が大技をぶちかました。問答無用の4カド一撃まくり! 幸哉さんったら、F休みで2カ月ぶりの復帰戦だっちゅーに、コンマ20前後のスロー3艇に対しておそらくフルダッシュのコンマ12! あっという間に内3艇を呑み込み、天才スターターの健在ぶりを誇示した。うーーーん、マンダム!

 この豪快なオッサンまくりがベテラン勢の導火線になったか、6Rでは『北陸の隠れまくり怪獣ジマヘー』こと中島孝平が大暴れ。4Rと同じく内3艇のコンマ20前後に対し、幸哉さんを上回るコンマ09の電撃スタートで一気にまくりきった。こちらは復帰戦じゃないけど、すでにF1を抱える身重の境遇。それでもガツンと攻めきるあたりが84期の経験則であり、GPウイナーのブライドなのだろう。

 他でも東都の絶対エース濱野谷憲吾(70期)が、2Rの5コースから空恐ろしいスピードのまくり差しで2着GET。『憲吾スペシャル』という必殺技は20年以上も前から浸透しているのだが、50歳を超えてもそのスペシャリティは微塵も色あせていない。後半8Rは人気のイン戦で2着に敗れたが、2着2本は上々の滑り出しとお伝えしていいだろう。

 さて、そんな大先輩の奮闘に紛れて、ちゃっかりしっかり大量点をゲットしたのが深谷知博だ。前半4Rは幸哉まくりに6コースからキッチリ連動して2着。6号艇での8ポイントはめちゃくちゃでかい。さらに後半8Rはインの憲吾がちょい凹んだところ、えぐり込むような3コース差しでバック突き抜けた。6&3号艇での2着1着は、まんま有力なV候補と呼んでいいだろう。手前ミソながら、深谷20号機はシリーズ組の前検でもっとも良く見えた人機でもあった。3日目からはたっぷりポイントを貯め込んだ“金色の黒船”が押し寄せるけれどw、今節の深谷20号なら互角以上に戦える、と勝手に思い込んでいる。(photos/シギ―中尾、text/畠山)