(抽選前のつぶやき)

日本一の超短期決戦3daysバトルの開幕です。三国モーター群は2月28日が初下ろし。かれこれ7カ月半ほど稼働してるので、素性や数字はそれなりに信頼できるレベルですかね。
だがしかし、そんなデータの羅列より圧倒的に信用できるのが“鑑艇士”の眼力。さぁ、今節も出し惜しみすることなく、あの男を呼んじゃいましょう。北陸新幹線のグランクラスよりもリッチ&ゴージャスな審機眼を持つ三島敬一郎を。信頼度抜群『三島エン魔帳』の三国エンジンTOP10は、これだーーー!!
三島敬一郎の三国十傑
56号機(55.3%)S バランス良い動きのエース機。全体的に強めで抜群
43号機(43.0%)A++ 出足、行き足、回り足が強く道中で活きる実戦足型
49号機(40.1%)A+ 本体素性が良く出足系より直線系の足色に余裕ある
12号機(37.5%)A+ 直線系は強めで負けないレベル。回転調整次第の印象
38号機(38.0%)A+ ターン回りの出足系~直線で押す中間速が良い状態
33号機(39.0%)A+ 直線、伸びに余裕があり、出足系込みで好バランス
18号機(33.6%)A バランス良く仕上がって、直線系の伸びは余裕あり
54号機(37.3%)A 負荷掛かるターン系より強めの中間速や抜け感が◎
40号機(38.7%)A 実戦中心に良い動き、ターン回りのグリップ感が良好
25号機(37.0%)A 直線系の伸び足に余裕があり、ペラ調整次第の印象

はい、三島の第一席は……数字も地元ファンも文句なしのエース機と謳っている56号機! 三島からすると「こんだけ噴いてるんで、バレバレでも仕方ないっす」ってな感じですかね。初下ろしのテラッチ準Vから誰が乗っても上位~抜群レベル。8月の周年記念でも桐生順平が安定したレース足で優出4着に入ってました。お盆開催の優勝戦では松村康太56号がけっこう派手に転覆してたけど、幸い影響はほとんどなかったようですね。今節のメンバー構成からすれば、「誰が引いても優勝候補」とお伝えしておきましょう。

三島二席はアレっすね。先の周年記念で大上卓人が嬉しいGI初制覇を遂げた43号機! このモーター、GW開催で「伸びーーる佐藤悠」が鍛えを入れてから私のお気に入りなんですよ。とにかくスリット近辺のパンチ力が魅力で、大上Vもしっかりゴキゲンでした。その次に地元の「伸びーーる高倉孝太」が引いたんで「どんだけーーー!?」と期待したらば、意外と伸び足が来なかった(涙)。現状は三島短評どおり「出足、行き足、回り足が強く道中で活きる実戦足型」つまりはバランス型だと思ってます。

ななんと、三島が【A++】以上のランクを授けたのは69と43のふたつだけ。今季の三国パワー相場は「不動のツートップvs下々のモーター群」ってな構図なのかも知れませんね。ただ、三島三席の49号機は直近の勢いが侮れないところ。V候補の湯川浩司があっさり優勝したんだけど、スリット近辺の破壊力はケタチでした。最近の湯川さんはエゲツない仕上がりになることが多く、他の選手が乗ってどうかという不安はあるけれど、目が離せない地雷モーターっすね。今節はパッと見、まくり屋がやたらと多い気がするし。

三島四席は5優出0Vと勝ちきれないけど一撃まくりの魅力がある12号機、五席は7月終わりから優勝2回、準V1回と暴れまくっている38号機、六席は粘り強いレース足で2、3着に食い込むことが多い33号機。この【A+】たちがどこまでツートップを脅かせるか、楽しみに見守るとしましょう。
(いざ、抽選結果!)
はい、手元にモーター抽選の資料が届きました。取り急ぎ、三島TOP10の相方さんを列挙しておきます。
三島十傑のパートナー
◎56号機(55.3%)S =佐々木康弘
★43号機(43.0%)A++=松田祐季
☆49号機(40.1%)A+=大野芳顕
☆12号機(37.5%)A+=白神 優
☆38号機(38.0%)A+=海野康志郎
☆33号機(39.0%)A+=平田さやか
▲18号機(33.6%)A =武井莉里佳
▲54号機(37.3%)A =西村拓也
▲40号機(38.7%)A =下寺秀和
▲25号機(37.0%)A =松尾 拓

三島の唯一Sランク、絶対エース56号機をGETしたのは、古豪・佐々木康幸! 今も昔も、4カドあたりから覗けば自力まくりを狙う静岡の攻めダルマ。エース56号機とともに、明日のトーナメント初戦は3号艇から大いに暴れてもらいましょう。。

三島二席にして伸びフェチ畠山のかつてのお気に入り43号機は、今日になって追加召喚された松田祐季の手に渡りました! 明日のトーナメントは6号艇から3着以内で予選突破を目指します。
そしてそして、A+評価の49号機は大野芳顕、12号機は白神優、38号機は海野康志郎、33号機は平田さやかが引き当てました。もちろん、ノックアウト方式の短期決戦だけに佐々木56号×松田43号のツートップを蹴散らすシーンも十分にありえると思いますぞーー!(photos/チャーリー池上、text/畠山)