四季たちの志気

124期・高憧四季の無双モードが止まらない。昨日までの「2コース激差し1着⇒バック4番手から鬼の猛追で大逆転2着⇒1分46秒3の絶品タイム逃げ」という流れもエグかったし、今日の2走も呆れるほどの強さだった。
まず口開け1Rは3コースから猛烈な行き足で飛び出し、ナチュラルなハコまくりで他を置き去りにした。いわゆる季節不問でいつでも見られる「フォーシーズンまくり」なのだがw、これほどのまくり圧勝劇はそう多くはないだろう。

でもって後半7Rがさらにヤバイ。4カドの四季は珍しくスリットから自力で攻めきれず、代わって同期の中島航が鮮やかな先制まくりを決めた。マーク差しで2番手は確保した四季との差は5艇身ほど。ナンボ相手が無双モードでも、到底追いつきようがない大差だった。

ところが……ターンマークごとに四季がじわじわと間合いを詰め、3周1マークを回って3艇身。まだまだセイフティだが、バック直線で四季が伸びる伸びる。あっという間に1艇身差になった最終ターンマーク、焦りに焦ったであろう白組団長・中島の舳先がターンマークにガッツリ接触し、大大大逆転の四季差しが突き刺さった。まさに、鬼足!!

四季の快進撃は今節はじまったわけではない。9月のヤングダービーは惜しくも次点19位に泣いたものの、3コースまくりで109倍~5コースまくり639倍と大穴2発で「浪速のまくり怪獣」の存在感を示した。10月は戸田を節イチ級パワーで準V~地元住之江をブッチギリの節イチパワーで優勝し、この多摩川に乗り込んだ。そもそも5月からの来期適用勝率(今日が〆日)が7.29だからして、ダービー勝率を超える勢いで活躍しているわけだ。

「四季は手ごわい、ホンット相当手ごわいですからね。同期の男子4人総がかりで四季をやっつけたいと思います!」
10Rで豪快な5コースまくり差しを決めた一色凌雅は、眼光をめらめらさせながら言った。今節は団体戦でもあり、一色と前田翔、篠原飛翔、中村栄治の白組カルテットが燃えるのは当然か。つい5日前に末永和也がSGをブッコ抜いた期でもあり、124期全体の志気もMAXゾーンまで振り切れていることだろう(紅組の波乙ちゃんも忘れずに!w)。

白組4人vs紅組2人の大所帯で臨んだ今節。この中からV選手が出る可能性はかなり高いと思うのだが、現状の勢い&パワーを見るだにあのヤバイレーサーが優勝する気がしてならない。たとえ、屈強な若者4人が束になって襲いかかっても……。

さてさて、この大会だけの風物詩、団体ポイント争いは6R⑥石井伸長、10R⑤一色の大技が決め手となって、白組がふたつのブレーク(不利な外枠で勝利)に成功! 女子も1ブレークを収めたが、3日目は3-5と白組が2ポイントを返済した。トータルは以下のとおり
☆3日間の団体ポイント
紅組13-11白組

明日のブライトホース
天下布武の万舟侍
5339石井伸長(香川・134期)
今日=6R6号艇1着!/明日=4R5号艇、10R4号艇
今節、名前に恥じない伸び足を携えたノブナガ殿が、6Rのアウト6コースから大技一撃。全速のまくり差しで本命①廣中智紗衣の内フトコロを斬り裂いた。レース後のインタビューではハロウィンコスプレで登場し、「今日はハロウィンのコレがあるんで、絶対に勝ちたかったです」と真顔で語った。どこまでが滑りギャグでどこまでが本心なのか、実に分かりにくいからこそ面白い、登玉隼百タイプの天才お笑い系レーサーだ(畠山推定)。

養成所ではリーグ6.32の優等生。去年の5月、デビュー2戦目でFを切ったかと思えば、今年の6月にはデビュー1年ちょいで初優出! しかも、うっかり成績が良すぎて3号艇を獲ってしまった。それまでダッシュ専科だから「どーするノブナガ!? もちろん先輩を入れてダッシュ勝負やな」と思いきや、人生初のスロー3コースから互角のスリットで4着に粘り込んだ。なんちゅーード根性。優勝した長州侍の海野康志郎も、スローを選択した「ノブナガの野望」にさぞや驚いたことだろうw

さらに、艇界のノブナガは無類の万舟量産男でもある。初1着を獲るまでの7か月間にぽつぽつ2着を拾ったのだが、その3連単配当がヤバイ。
★2024年8/20=デビュー初2着で114900円
★次節の9/14=2度目の2着で29310円
★次節の10/3=3度目の2着で102880円
★次節の10/28=4度目の2着で16010円(①頭)
★次節の11/24=5度目の2着で35530円(①頭)
2着を獲っても獲ってもフロック視され?なんとなんと5節連続の2着で万舟を演出した。この5節、【全-ノブナガ-全】を買い続けたらナンボ儲けたか、興味のある方は計算してくださいなw

2着でこんなだから、もちろん去年12月23日のデビュー初1着は5コース差しで57640円の特大万舟。
「そらデビューほやほやの新人はオッズが跳ねて当たり前やん」
と思われるだろうが、今年になってからのノブナガもロングショットを連発。5/19浜名湖の6コースまくり差しで106500円、続く6/2鳴門の6コース一撃まくりで46240円etc。こうしてトンデモ万舟履歴を眺めていると、今日の6コースまくり差し13710円が激安配当に思えるほどの大穴男である。

つい先月には、134期で単独トップとなるデビュー2度目の優出! うっかり成績が良すぎて人生初の2号艇をGET。「どーするノブナガ?」と見ていたらば、今度は先輩を招き入れて4カドから勝負しましたとさ(6着大敗)。まだまだデビュー1年半の未完の大器。しばらくダッシュ戦で腕を磨きまくって、舟券に絡むたびに特大万舟を演出してくださいよ、ノブナガ殿!!(photos/チャーリー池上、text/畠山)