BOAT RACE ビッグレース現場レポート

BOAT RACE ビッグレースの現場から、精鋭ライター達が最新のレポートをお届けします。

“本紙予想”W優勝戦

黒須田です。今年も1年間、お付き合いいただきまして、ありがとうございました! 令和6年最後の予想です!

 

11R シリーズ優勝戦
注目データ 勝浦1コース1着率=66.7% まくられ率=7.1% 差され率=23.8%
注目データ 實森2コース逃がし率=37.1% 2コースまくり/差し=0/11
注目データ 守屋3コースまくり/まくり差し/差し=2/4/2
注目データ 長嶋4コースまくり/まくり差し/差し=2/2/1
注目データ 今井5コースまくり/まくり差し/差し=0/2/0
注目データ 刑部6コースまくり/まくり差し/差し=0/0/0

並びは枠なり。勝浦のイン信頼度は上々で、足を考えれば逃げ切り充分。ただ、まくられ率が低い一方で、差され率はやや高めとなっている。
實森の逃がし率は低い。これは2コース差し11勝と、自身で勝つことによって下げているものだ。勝浦の差され率が高いことを考えれば、この差し達者はおおいに武器となりそう。
守屋の3コースは自在性ありつつ、まくり差しが決まり手最多。ここも展開次第ではあるが、まくり差し狙いとなるか。
長嶋の4コースはまくりとまくり差しが主体で、本来は自力で攻めたい。スタートでのぞけば威力発揮も、守屋が先攻めの展開だとアタマまでは厳しいか。
今井は5コースまくり差し2勝。長嶋が差しに回ればまくり差しを放つ。あるいは、上々の伸び足で主導権を握られれば妙味はありそうで、その展開に持ち込めるかどうか。
刑部は6コースでは決まり手つく勝利はなく、ここは展開待ちか。
結論は、勝浦の逃げ有力とは思いつつも、差され率の高さを優先する。守屋の貫禄のまくり差しを本命視だ。押さえは2コース差し優秀な實森。
◎守屋 ○勝浦 ▲長嶋 ★實森
本線  3連単3-14-全
押さえ    2-1-全

 

12R クイーンズクライマックス優勝戦
注目データ 遠藤1コース1着率=67.8% まくられ率=10.2% 差され率=16.9%
注目データ 渡邉2コース逃がし率=45.5% 2コースまくり/差し=2/5
注目データ 海野3コースまくり/まくり差し/差し=6/0/1 6コースまくり/まくり差し/差し=0/0/1
注目データ 平山4コースまくり/まくり差し/差し=2/2/6 3コースまくり/まくり差し/差し=1/1/2
注目データ 細川5コースまくり/まくり差し/差し=1/4/1 4コースまくり/まくり差し/差し=5/2/2
注目データ 三浦6コースまくり/まくり差し/差し=0/0/1 5コースまくり/まくり差し/差し=1/4/1

10R発売中のスタート特訓は、1本目が枠なりオールスロー、2本目が1256/34。平山はまず前付けに動き、細川と三浦はダッシュ上等。海野が特訓通り突っ張るのか、深い起こしを嫌ってダッシュ選択か。本線は特訓2本目の1256/34。126/345も想定はする。
遠藤のイン信頼度は実は図抜けてはいないが、SGや記念も多い。足を考えれば、基本的には本命視が妥当なはずだ。渡邉の2コース逃がし率はやや低めで、前付けもあるレースになるが、信頼したい。
渡邉の2コースは基本は差し。海野は3コースになれば握ってのまくり攻めが多い。平山は4コースなら最内差しが最も多く、海野のまくりには連動できそう。3コースなら自在に展開見据えて。
細川はいずれにしてもカドになりそうで、4コースならトライアル第3戦で見せたまくりが基本、5コースならまくり差し。カギとなるのはスタートで、のぞけば躊躇なく攻め、遠藤が伸び返してきてもまくり差しにチェンジできる。三浦は6コースでは差し1勝も、2連対率は30%を超えている。5コースなら細川に連動してのまくり差しか。
遠藤以外にも狙い目が多そうな妙味ある優勝戦になるか。それでも遠藤本命で、相手は的確に差す渡邉。S不安も、3コースの攻めに冷静に対処して差し残す。動く平山もヒモ候補。押さえは、細川の攻めを遠藤が牽制し、差し場開いたところにこじ入れる渡邉の逆転。
◎遠藤 ○渡邉 ▲平山
本線 3連単1-26-全
押さえ   2-1-全