BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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大村クイクラtopics 2日目

 8R後と9R後、明日のトライアル組のスタート特訓が行われたので独断の足色評価をアップしときまーす。

トライアル11R組

①守屋美穂(岡山)=64号機【B】
②平高奈菜(香川)=23号機【C↓】
③川野芽唯(福岡)=74号機【B】
④西橋奈未(福井)=65号機【S↑】(三島一席)
⑤平山智加(香川)=58号機【B】(三島九席)
⑥小野生奈(福岡)=21号機【S↑】(三島五席)

一本目=123/456

 2コース平高奈菜23号機がかなり早めの起こしからスリット突出。これは平高の特訓あるある(スタートタイミング調整より、起こしからの出足・行き足を確かめている?)で、突出するのは当然なのだが、それでも早起こしから加速するまでの出足は下馬評【C】とは思えないほど軽快な見え方ではあった。
 スリット前後で目立ったのは6コース小野生奈の行き足~伸び! 注目のイン守屋は平高とは裏腹に慎重な起こしだった分だけ目立たなかった。でもって4カド西橋は何らかのアクシデントで大きく出遅れ、エンスト状態にも見えたが、2本目から異常は見られなかったので心配無用だろう。

二本目=231/456

 これまた6コース生奈がちゅどーーーん出て行った。2本連続となると不気味を通り越して脅威の6コースかも? インに陣取った平高は普通の起こしタイミングからなかなかの伸び返し(結局はFだった)。下馬評の低さから軽視されるようなら、舟券的に面白い存在かもしれない。3コース守屋はやっぱり目立たず。

三本目=165/432

 アウトからちゅど―――んだった小野21号機はスロー2コースからやや起こし遅れ。その分も含めてかなり重ために見えた。21号機は伸びに定評がある分、出足はこんな程度かも? スリット近辺で目立ったのはアウトの平高だったが、これまた早起こしの大フライングなので半信半疑の飛び出しではあった。平高は結局オールフライング。
 2度目のイン守屋はやっぱり目立たなかったな(悪かったわけではない、思う)。ただひとりスローから3本行ったあたりに、明日のイン戦にかける執念は感じられた。

トライアル12R組

①遠藤エミ(滋賀)=11号機【A+】(三島六席)
②渡邉優美(福岡)=29号機【S↑】(三島三席)
③鎌倉 涼(大阪)=43号機【B↑】
④浜田亜理沙(埼玉)=62号機【B↓】
⑤高憧四季(大阪)=20号機【A+】(三島七席)
⑥實森美祐(広島)=60号機【C】

一本目=123/456

 いちばん目立ったのは3コース鎌倉43号機の飛び出しだったが、ちょい早起こしだったかも。視線は鎌倉を追いかけてしまったが、エミ優美の内2艇もスリット前後からしっかり伸び返していた、と思う。
 ダッシュでは私のイチ推しパワー四季20号機がちょい覗いたが、期待しているパンチ力にはほど遠い見え方でもあった。

二本目=4256/31

 ここでも目を惹いたのは5カドの鎌倉。ちょい早起こしだと思うがスリット前後の行き足は実に軽快に見えた。その外からぴったりくっついて行ったアウト遠藤11号機も軽快な伸び足。ただ、明日のイン想定にはあまり必要のない部分かも。2回連続2コースの渡邉29号機も一本目と同じようにしっかり伸び返していた。4カド西橋も一本目のエンスト??を払拭するようにスリットからスーッと伸びていった。

三本目=136/524

 前2本が軽快だった鎌倉43号機と私の秘蔵っ子四季20号機がドカ凹みに見えたが、実際はコンマ08&10でタイミングぴったり。他4艇がそこそこ大きなフライングも、その中からしっかり行ったのは5コースの渡邉29号だった(四季との凹凸でデフォルメされたかも)。2回目のインを選んだエミはしっかりの伸び返し。3本ともフライングだったのはやや気になるが、前検特訓としては合格の部類だと感じた。

 以上、私の勝手な見立てで良く見えた順に並べると
★11R組=小野・平高・西橋・川野・守屋・平山
★12R組=鎌倉・渡邉・遠藤・高憧・浜田・實森

 ってな感じでありました。12人の前検タイムです。速い順にどぞ。

①遠藤エミ 6.62
②平高奈菜 6.66
③小野生奈 6.67
 西橋奈未 
⑤鎌倉 涼 6.68
 渡邉優美 
⑦平山智加 6.72
 守屋美穂 
⑨川野芽唯 6.76
⑩浜田亜理沙 6.77
 高憧四季 
⑫實森美祐 6.78

 あららん、エミ11号機がダントツっいすか? こういう比較もんは速いに越したことはないんで、素直に「鬼に金棒」と思っておきましょうかね。あとはやっぱり2位の平高が不気味に見えます。でもって、上位6人と下位6人がかなり大差で分断されてるのも気になりますなぁ。うむぅ。

板が外れて日が暮れて……

 さて、一方のシリーズ戦は、昨日よりはるかに良好な水面環境で安定板の必要もなし! で、昨日の当欄で記したように、私は「板が外れれば、さらにパワー差が広がる」と確信しながら、自信の絞り舟券とともに全レースを眺め続けた。結果は……殲滅。
 昨日の抜群レベルから今日は超抜レベルになると思い込んでいた人機が、次から次へと引き波に沈められてしまった。若狭奈美子48号機、津田裕絵52号機、喜井つかさ70号機、小池礼乃33号機……。
 それぞれ今日もスリット近辺の行き足やターン出口などでキラリ光るものを見せていたが、明らかに昨日の鬼足より劣化していた。光るものを見せつつ、どれも追撃の重要な場面でターンがズル滑りしたりキャビったり、回転ズレズレの症状が見受けられた。気温が上がって風が止んで板が外れて、鬼足からフツーに良さげなレベルの足に成り下がっていた。

 でもって、昨日は「こりゃダメダメ、ヤバいレベルだろ」と見ていた落合直子18号や寺島美里72号機が、別の生き物みたいな俊敏な動きで1着に輝いた。そりゃ日替わりで激変するのがボートレースあるあると知ってはいるのだが、こんなカードゲーム『大貧民』(または『大富豪』?)みたいなパワー下剋上が起きるなんて、昨日の今ごろは想像だにしていなかった。

 うーーーん、何十年も足を突っ込んでもボートレースはわからんことだらけだ(涙)。ちなみに、昨日のゴキゲン足のままだった人機は勝浦真帆36号機と中田夕貴24号機くらいか。でもってワースト候補のままだったのは、おそらく今井裕梨12号機だったと思うのだが、どうだろうか。(photos/シギ―中尾、text/畠山)