BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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大村クイクラTOPICS 3日目

トライアル第1戦ダイジェスト

電光石火のタッチ逃げ

11R
①守屋美穂(岡山)01
②平高奈菜(香川)09
③川野芽唯(福岡)13
④西橋奈未(福井)13
⑤平山智加(香川)16
⑥小野生奈(福岡)16

 当ブログや『展望BOATBoy』でなんやかやとナンクセをつけてしまったが、やっぱモリヤのインは強かった! コンマ01のドッキリスタートは気合の入りすぎか。ただ、単なる「スタート勝ち」ではなかったはずだ。

 展示タイムは昨日より大幅アップ、いざ実戦での伸び返しもゴキゲンだったから、昨日からの上積みもあっただろう。上りタイムの1分46秒6もここまでのダントツ節イチで、とりあえず再来年の多摩川スピードクイーンの暫定・大村代表の座に就いたw

 モリヤ、優勝します!
 の有言実行に一歩近づく豪快なイン逃げだったし、コンマ01で生き残ってくれて本当に良かった。

 2着は3コースから躊躇なく握った川野。前検の特訓で平高や西橋に覗かれている見え方だったし、今日もじんわり包まれてピンチかと思いきや、1マークの握りマイはサイドがしっかり掛かってあっという間に2番手を獲りきっていた。

 逆に言うなら、スリットから伸び返した平高23号機の出足に難があった可能性がある。やはり「転覆からかなり足落ちした」という下馬評どおり、実戦足に何らかの支障があったのだろうか。

 私がいちばん期待した西橋65号機はターン出口でバランスを逸して振り込み、万事休す。パワー負けとは思っていないが、あの出口で勝手によろけたあたり、調整がズレていた可能性も否めない。明日からの巻き返しのために、しっかり三島敬一郎の第一席パートナーと向き合ってもらいたい。

天下無双のスピード逃げ

12R
①遠藤エミ(滋賀) 08
②渡邉優美(福岡) 11
③鎌倉 涼(大阪) 16
④浜田亜理沙(埼玉)16
⑤高憧四季(大阪) 21
⑥實森美祐(広島) 17

 こちらも大本命のエミが有無を言わさず逃げきった。ただただ強いの一語。展示タイムは守屋と同じ6秒71で、スタートは理想的なコンマ08。スリットからの伸び返しも絶品で、後続をぶっ千切ってゴールしたらば、上りタイムは守屋もビックリ仰天の1分45秒5!!!

「モリヤさん、優勝するのは誰だっけ?」
 と見せつけるようなウルトラ完璧なイン逃げだった。レース後の枠番抽選はエミが11R4号艇で守屋が12R3号艇。このW優勝候補がセンターからどんだけ攻めきれるか。1マークから混戦になったとして、引き波を超えるパワーはどっちがどんだけ強いのか。同じレースじゃないけれど、後々のために脳内天秤で測る必要があるだろう。

 2着争いも、速い段階で渡邉vs鎌倉の内枠抗争になった。バック出口から二番差しの浜田が介入しようとしたが、優美にカッチリ振り切られる形で後退。大差かどうかは分からないが、それなりにパワー差を感じるバック直線~2マークの攻防ではあった。

 何度かの交差旋回の末に、2着は鎌倉が獲りきった。これはパワー差ではなく、1周バックでマウントをとった鎌倉が、常にその優位を保ちきっての先着だったと思う。2艇が交差旋回を繰り返す間に後続では何度かの接触があり、4着で入線した實森が不良航法-7点の厳罰を喰らった。トータル【-1点】で初日して絶望的な立ち位置になったが、過去には19点でファイナル入りしたケースもあったはずなので、怒涛のピンピン連勝を目指してもらいたい。

 先にネタバレ文を書いてしまったが、レース後の枠番抽選で第2戦の枠番が決まった。

トライアル第2戦

11R
①川野芽唯(福岡・9点)
②渡邉優美(福岡・7点)
③浜田亜理沙(埼玉・5点)
④遠藤エミ(滋賀・10点)
⑤西橋奈未(福井・4点)
⑥平高奈菜(香川・6点)

12R
①小野生奈(福岡・7点)
②高憧四季(大阪・4点)
③守屋美穂(岡山・10点)
④鎌倉 涼(大阪・9点)
⑤實森美祐(広島・-1点)
⑥平山智加(香川・5点)


5000番台、確変フィーバー!!

 今日のシリーズ戦は、1Rを登番5045の122期①平川香織が逃げきり、4Rを5129番で選手代表の大役を担った126期の②山口真喜子が差しきり、5Rも131期の5281番②井上遥妃がズッポリ差しきり、7Rは129期の5218番①山田理央がキッチリ逃げきり、8Rは129期の5205番②刑部亜里紗が差しきり、気づいてみたらば5000番台のルーキー世代が5勝の固め打ちをやらかしていた。

 たまたま好枠が固まったという偏りが生んだ5勝ではあるが、5人ともに物怖じなんぞ微塵も感じさせないスピード豊かな勝ち名乗り。特に2コースからズボズボズボのスピード差しを決めたマキコ、ハルヒ、アリサの3人には特大の天晴れを贈呈したい。この5000台フィーバーは、今節未勝利の5013山下夏鈴、5193米丸乃絵(明日は6R1号艇)、5213湯淺紀香、そしてそして、トライアル組の5088高憧四季にも少なからぬアドレナリンを供給するだろう。要警戒!

 さて、最後はシリーズ組の独断パワー評価。トータルA以上と見積もっている人機を、良さげな順にどーぞ。

★若狭奈美子【出A・行S】=昨日はちょいズレに見えたが、今日はしっかり水を掴んで2連勝。合えば文句なしの「シリーズイチ候補」だ。

★勝浦真帆【出A・行S】=今日の前半5Rは合わせきれずターン滑りが見られたが、後半9Rは素晴らしい伸び返しから強い逃げっぷり。初日の妨害失格がなければ“連覇”が濃厚だっただろう。残念!

★小芦るり華【出B・直S】=成績に直結してないがスリットのパンチ力は夏鈴と並んでピカイチ! 準優に行っても行けなくても常に一発を警戒すべし。

★小池礼乃【出B+・行A+】=乗り手に合わないのか成績は一息だが、スリット近辺の行き足は相当レベル。成績で人気が下がるようなら絶好の穴チャンスだ。

★中田夕貴【出A・直A】=今日の3Rはターンに迫力なく調整ズレに見えたが、後半8Rの猛烈な追い上げは見どころたっぷり。合いきれば、もっと上↑までランクアップするだろう。

★山下夏鈴【出C+・直S】=高田ひかるスタイル?で今節もカッチリ伸び仕様に。出足がしんどく成績は一息だが、節間のどこかで一発穴を開けるだろう。5000番台のリーサルウェポンを軽視するなかれ!(photos/シギ―中尾、text/畠山)