
日曜日に前乗りして赤羽の夜を満喫し、昨日は一緒にレース場入りした齊藤仁、森高一真、西山貴浩、片岡雅裕。西山の同期の土屋智則。そしてポンコツ会の一員として知られる石野貴之。…………これ、ポンコツドリームでしょっ! 番組さんが狙ったかどうかは定かではないが、西山貴浩とその仲間とも言うべきポンコツ会の面々が一堂に会した1R。昨日、番組が出たときに一目見てひっくり返りました(笑)。

そして、1Rは西山が4コースから差し切り快勝! ポンコツ会の創始者というべき男が、ポンコツドリームを制したのである。さすがです! してやったりの表情で戻ってきた西山に、出迎えた篠崎元志や瓜生正義も笑顔! やはりこの男が勝つとピットが華やぎますな!

インの森高一真は、2コースからまくりそうな勢いで出ていきながら差しにチェンジした土屋智則の航跡と重なって、競り合うような展開となってしまい後退。気の置けない間柄ばかりのメンバー構成とはいえ、だからこそガチンコでぶつかり合って、インで敗れたとあっては悔しさばかりがつのるもの。レース後は疲れた様子も見せながら、壮絶に顔を歪めているのだった。このメンバーだからなおさら逃げ切りたかったのだ。

一方で、6コースから2着に飛び込んだ片岡雅裕は柔らかな表情で戻ってきている。岡山勢がエンジン吊りについていたが、彼らから健闘を称えられると可笑しそうに笑う場面も。うーむ、香川支部で明暗が分かれたポンコツドリーム。森高に飛ばされた格好の土屋や、番手争いに敗れた石野、シンガリに大敗してしまった齊藤らも、後半レースではしっかりと巻き返したいところだ。

本物のドリーム戦に登場する面々は、早くから動きを見せている。整備室を覗き込んでまず目に飛び込んだのが、本体整備をしている馬場貴也。昨日のドリーム会見ではやや元気のない様子も見えていて、近況の不振ぶりなのか、前検での感触が一息だったのか、あるいはその両方なのか、あまりテンションが上がっていないようだった。この整備でモーターにも自身にも活を入れたい。あと、池田浩二も本体整備をしていました。

関浩哉は入念な装着作業。馬場とは逆に、会見では感触の良さを朗らかに語っており、今日も元気いっぱいに見える。同期の佐藤隆太郎のSG制覇にはおおいに刺激を受けたはずで、ただいきなりの2連覇で少し冷静になったのか、「かえってマイペースでやろうと思いました(笑)」とも昨日の会見で語っていた。同期の爆裂的活躍に惑わされることなく、しっかりと戦っていこうという意思表明だ。関がこれまでマイペースで目指してきたものは、もちろんSG戴冠。結果的に視線の先にあるものは変わらない。まずはドリーム戦に全力投球!

毒島誠はプロペラ調整。F2だろうが事故率過多だからといって、やることは変わらない。まだボートは下ろしていなかったが、早い時間に試運転を始めることは必至だ。今日は初日とあって、さまざまな関係者が表敬訪問。毒島と知己にある方はやはりおおいに気に掛けていたということなのだろう、毒島に声をかけるシーンも少なからず見られた。毒島は丁寧に、笑顔で応えており、そうした周囲の気遣いもまた毒島の心にポジティブなものをもたらすだろう。簡単な戦いにならないのは致し方なくとも、前向きにその壁をぶち破りにいくものと信じたい。

さて、2Rでは前田将太が6コースから差してぶち抜いた! 1Rでは片岡が2着で、序盤は6コースが続けて絡んだというわけだ。そしてマンシュウ連発。これぞ戸田! そんな結果となったのであった。まあ、前田としてはそんなことは関係なく、ひたすらに会心の勝利。ニコニコ顔で福岡勢の出迎えを受けていた。そうか、序盤は福岡支部の連勝でもあるのだった。いずれにしても、西山も前田も外枠での序盤の1着はデカい!(PHOTO/中尾茂幸 黒須田 TEXT/黒須田)