7R、2周1マークで池田明美と前出達吉が大競り。池田が内から前出を飛ばすかたちとなった。エンジン吊りにやって来た寺田千恵が「アウト」と苦笑い。その時点では不良航法がとられるかはわかっていないが、とられれば無条件でポイントは相手に渡る。だから「アウト」というわけだ。
今のところ、ルーキーズが大差をつけてリードしているが、テラッチがそんな言葉を出すということは、レディースもまだまだ諦めていないということ! そう、終盤3レースはポイントが高いのだから、レディースは逆転の余地を残している。6Rで接触があった新田芳美は、大急ぎで調整。ステアリングバーを換えている様子だった。新田は特別選抜A戦に登場。このレースは勝ったほうに8点だから、気合が入るところなのだ。
もちろんルーキーズは逃げ切る気マンマン。優勝戦は12ポイントと逆転がおおいにありうるので、梅木敬太が古賀智之らに「10万円頼むぞ」と声をかけられていた(笑)。しっかり上位に入って、逆転阻止を頼む、といったところだろう。
優勝戦のメンバーはマイペース。上條暢嵩は今日もゲージ擦りで、三浦敬太はペラ調整。レディースも揃ってペラ調整だが、日高逸子と竹井奈美の福岡トークの様子は実にリラックスしている様子であった。
さあ、団体戦も大詰め。個人優勝もあわせて、最終レースまで注視していきましょう!(PHOTO/池上一摩 TEXT/黒須田)