BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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4日目前半戦ダイジェスト

 前半戦の勝負駆けダイジェストをお伝えします。まず、6Rを終えての予選トップ争いと準優ボーダー争いは、こんな感じです。
★予選トップ争い=昨日までダントツだった山口剛が5R5着で失速、後半戦の自力トップ権利は10R④土屋智則にスライドした。土屋は1着なら文句なしのトップ当選。2着以下なら11R⑥瓜生正義に自力の権利が移る。
★予選18位=準優ボーダーは昨日の6.20から早い段階で6.00に下落。このままデフォルト6点のまま終わる可能性は高いが、6.20~5.83までの変動は想定しておきたい。

【1R】長田、崖っぷちピン

 2走で16点ノルマの②長田頼宗が2コースからブッ差して10点GET。後半7Rは6号艇ながら3着=6.00という確かな希望を残した。初日後半にピストン2・リング4を交換してから出足系統は上位レベルの足色。6コースからでも準優圏内を狙えるレース足はある。
 2着は5カドから猛烈な絞めまくりでレースを作った④片岡。もうひと伸び足りなかったが、さすがの勝負根性で最低ノルマの6.00をもぎ取った。ただ、1着のない6点フィニッシュだけに、最後まで背筋の寒い結果待ちの身の上でもある。

【2R】新開5.83フィニッシュ

 今節ソツのないレースが目立つ①島村隆幸が、待望のイン戦で影をも踏ませぬ完勝。4カドから二番差しで3着を取りきった④菊地孝平とともに、後半戦を待たずに準優当確を決めた。
 惜しかったのはアウト6コースから鋭く差し伸びた⑥新開航。2マークでは3着=6.17以内を獲れそうな勢いに見えたが、キャビテーションで失速。4着=5.83という厳しいポイントで予選を終えた。2勝しているだけに、ボーダーがここまで下がってしまえば断然有利になるのだが……。

【3R】優美が激痛の……

 やってしまった。1着=6.80で気合パンパンだったであろう①渡邉優美が痛恨の勇み足。スタートのかなり手前から上体を持ち上げアジャストに努めたが、その甲斐もなく+コンマ04に散った。優勝を狙えるほどの超抜パワーだっただけに残念でならない。
 恵まれ1着は、これまたサプライズの6コース④小池修平。自身も初日にFを切ってしまったが、思わぬ形でSG水神祭が実現した。おめでとう。かなりの人気を背負った②峰竜太は1マーク手前で③平本真之の強ツケマイを浴びて差し漏れ。3着に粘り込むのがやっとだった。

【4R】ブス君が残った!

 今日も今日とて①森高一真の足が酷い。直前のキャリアボデー交換の成果もなく、イン先マイからありえないほど外に流れて6着惨敗となった。勝ったのは2コースからズボッと差した②毒島誠。是が非でも1着が欲しい身の上だっただけに、最高の勝ちパターンとなった。6.20予選フィニッシュは「完走者で当確第1号」と言ってもいいだろう。
 一方、予選トップの可能性もあった③遠藤エミは、正攻法の3コース握りマイを選択。なかなかに迫力のある攻めだったが、真横にぶん流れたイン森高にブロックされる形で失速。バック6番手から5着まで押し上げるのがやっとだった。

【5R】暫定1位ツヨポンが失速

 4Rに続いて②瓜生正義が2コースからズバッと差し抜け1着。こちらは10点加算で暫定1位=自力の権利こそないが、リアルに予選トップを狙える位置まで浮上した。10R④土屋智則が2着以下なら、11R⑥瓜生に自力トップの権利が発生する。
 一方、昨日までちょっと抜けた暫定トップだった⑤山口剛は、枠の遠さを克服できずに5着大敗。瓜生と同率の8.00ながら、1着数の差で瓜生にトップを明け渡した。後半10R2号艇の山口は、とにもかくにも土屋との直接対決に勝って2位以内を確保したいところだろう。

【6R】2コース祭に中田も便乗

 出足が仕上がりきらない①赤岩善生を②中田竜太がズッポリ差し抜け。4Rから3連続の2コース差しを決めるとともに、後半11R4号艇を待たずに準優当確ランプを点した。レース終了時点では、微かながら予選トップの可能性も残している。
 また、4着以内が欲しい③石野貴之が3コースからじんわり攻めて必要十分の3着をGET。6.40=暫定14位で予選を終えた。今節はパワー平凡、ほとんど目立つ活躍もない4日間でのこの数字は流石の一語だ。(photos/シギ―中尾、text/畠山)