BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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『機力vs気力の一騎打ち!』予想

 極撰8Rも空振り、節間プラスも年間プラスも危うい状況で、さあ行こう優勝戦!

12R決勝戦
 ①寺田 祥(山口)A+【出S・直A】
★②田村隆信(徳島)B+【出B+・直A】
◎③吉川元浩(兵庫)S【出S・行S】
 ④原田幸哉(長崎)A【出A・直A】
 ⑤毒島 誠(群馬)B+【出B+・直B+】
 ⑥守屋美穂(岡山)A【出A・直A】
進入123/456

 はい、今日の能書きは長くなっちゃいます。
 昨日までの「3着生き残り」から一変して、誰もが1着を目指す決勝戦。これって通常の優勝戦と同じモチベーションだから、週刊BBの前日予想はパワー重視で【3-14-全】を本線に据えました。
 だがしかし、昨日の深夜に黒須田と飲んでいたらば、もやもやと異質な予想ファクターが脳内に侵入してきた。基本テーマとしては「GP2ndを控えた寺田・吉川・毒島のモチベーション」。たとえば、こんな感じです。
★準決勝で出足が良い2コース寺田(コンマ17)がイン田村の06に付いて行けなかったのはなぜか。寺ショーは石野貴之さながら勝負所をピンポイントで決めて全集中する勝負師タイプなので、この大会にあまり重きを置いていなかったのではないか。
★昨日、コンマ01まで踏み込んだ吉川と毒島は「攻めすぎだった」と己を戒め、その反省が今日のスタートに影響するのではないか。
 とかとか。まあ、こういう不安材料はたいがい杞憂に終わるんですけどね、誰かしらが凹む可能性はあると思います。
 一方、優勝願望がMAXまで振り切れているのは田村でしょう。前年度チャンプだし、まだ来年のSG権利がひとつもないし、今年最後のビッグレースで開き直れるし。さらに、黒須田がポツリこんなことをつぶやいた。
「そういえば、来年のBBCトーナメントの開催地って、鳴門なんだよなぁ」
 これって、田村にとってはなかなかに大きなイベントかも? 今日防衛を果たせば、来年の地元大会での選考1位が確定。2着以下なら向こう1年、ゼロからコツコツとポイントを積み上げなきゃならない(しかも選考1位にはなれない)。今日ここで勝つだけで、来年の今頃は文句なしの主役として地元ファンの前に立つことが約束される。
 案外、田村はなんも考えてないかも知れないけど(笑)、裏読みとしては面白い発想ではないでしょうか。だらだら長くなりましたが、上記の流れをまとめると
「スタートで凸凹が生まれる可能性がそれなりに高く、いろんな勝負駆け・田村が昨日と同じくらい踏み込んでシャカリキ攻める可能性はそれなりに高い」
 この大会は、すべてのビッグレースの中で選手間のモチベーションにもっとも差がある。という基本スタンスに立ち返り、最終決断は【機力の元浩×気力の田村】とします。レース展開としては、田村のS駆けジカまくりに元浩が連動差し、または元浩のパワーまくりに田村が小回りで追随という図式です。

3連単★3=2-全
ミリオンアタック★3-2-6の250倍に4000円(10Rの3=4的中時)

 昨晩から一変の予想ですいません>< この変更が裏目になるかも、ですが勝負師・田村の気合がスリットに反映されると信じます。それから、ミポリンのミラクルV応援の236BOXもこっそりバラで買っておきましょう。