BOAT RACE ビッグレース現場レポート

BOAT RACE ビッグレースの現場から、精鋭ライター達が最新のレポートをお届けします。

THEピット――よもやま話?

 

 

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 昨日にもまして静かなピットであった。1R発売中にピットに入ると、整備室に選手はいないし、ペラ室もそれほど混み合っていないし、装着場にもちらちらと選手を見かける程度。SGでも勝負駆けの日は意外とこんな感じではあるが、ピットの奥から瀬戸内海を眺めていると、ここがマスターズのピットであることを忘れてしまいそうである。

 ようするに、切羽詰まった様子の選手が見当たらないわけである。だからまず目についたのが、岡孝が職員のおねえさんに気遣いの言葉をかけているところだったりする。これまでのマスターズのピットで、岡には何度か優しく接してもらっていて、今日の岡の姿にも深く首肯。真剣な表情の岡はなかなか迫力ある顔つきなのだが、笑顔には優しさが深く刻まれているのである。

 

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 エンジン吊りに日高逸子が登場。着ているTシャツの背中には「魔王」とでっかく書かれている。魔女の間違いでは? と思わないでもないが、これはプレミアム焼酎の「魔王」であろう。ロゴもこんな感じですよね? あんまり呑んだことがないからよくわからん。日高が酒好きという噂はちらほら耳にするわけだが、グレートマザーともなればやっぱり魔王、いっちゃいますか! 俺も舟券当てて魔王呑むぞ~! 日高さんも今節を終えたら、美味しいお酒を呑んでくださいね。

 

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 そうそう、背中といえば、これをご覧ください。池田雷太のTシャツの背中なのだが、これ、何でしょう? Satoru Oki/Teppei Ishiwata/Raita Ikeda 規則性がわからん。石渡鉄兵と池田は同支部だけど、そこになぜ沖が? 日付とレース場、R番号が入っているので調べたら、沖の14年4月29日びわこ4Rは、1号艇で6着に敗退。石渡の14年7月8日びわこ11Rは3号艇で6着。池田の14年7月16日徳山9Rは5号艇で5着。そろって大敗だけど、それが何? あまりにも謎なので、これは聞いてみなければなるまい。胸のほうを見ればわかるのかなあ。今節中に謎を解きます。皆様も想像をめぐらせてみてください。

 

 というわけで、そういったところばかりに目が行ってしまった3日目朝なのでありました。それ以外は駆け足でいってみましょう。

 

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1R1号艇で3着に敗れた森竜也は、レース後さすがに苦笑い。そこに沖悟がやってきて、「ウェーン」と泣き真似。ドラゴンもついニッコリと笑ってました。沖さん、いいなあ。癒し系です。

 

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1Rを制した倉谷和信は、実に淡々とレース後を過ごしていた。大賀広幸とレースを振り返るときには、ニッコリ!

 

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2Rを勝った中村裕将も淡々としていたが、池田雷太らに祝福されてニッコリ! 匠たちの笑顔って、ほんと、シブくてカッコいいよなあ。(PHOTO/中尾茂幸 黒須田 TEXT/黒須田)