BOAT RACE ビッグレース現場レポート

BOAT RACE ビッグレースの現場から、精鋭ライター達が最新のレポートをお届けします。

THEピット――今年もSGが華々しく始まった

 

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 2017年SGファーストウイナーは松本晶恵! 2016年最後のビッグレース覇者が、今年は初っ端の勝者となった。毒島誠に祝福されて笑顔! 目を細めて勝利を喜び、エンジン吊りが終わると先輩たちに丁寧に頭を下げていた。

 勝利者インタビューから戻った松本を、JLC専属解説者の青山登さんが追いかける。群馬支部の後輩を称えに駆けつけたのだが……怖いオジサンが女の子に襲い掛かるようにしか見えません(笑)。青山さん、昨日の展望番組で松本に△しかつけていなかったそうだが、松本は当然これにクレーム(?)。1号艇の後輩を軽視するとは、これは土下座ものだな。青山さんも申し訳なさそうに笑うしかなかった。

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 2着は大激戦の末に平本真之。初戦6号艇2着は、なかなかデカい。ヘルメットを脱いだ顔は決して笑ってはいなかったが、しかし気分は悪くなさそうだ。足も良さそうで、特に何もせずに次走に向かうとのこと。開会式で本人も言っていたが、児島には悪夢の記憶を刻んでしまっている(11年グラチャンで優勝戦1号艇ながらスタート後手で大敗)。それを吹っ切るための初戦としては、上々の結果だろう。

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 逆に、2番手争いを演じながらも4着にまで下がってしまった峰竜太は、ただただ苦笑いだ。ピットに上がると即座にエンジンを外しており、1回乗りだったっけ、と出走表を確認したら、7Rに名前があるではないか。そう、時間がないにもかかわらず、整備をするためにエンジンを外したのだ。着替えを終えて速攻で整備室に飛び込んだ峰は、キャリアボデーを交換。その様子を見ているこちらに気付くと、笑いながら両手で大きくバッテンを作った。明るいのはいいことだが、初日からこんなにもバタバタする峰竜太は見たことがない。どこまで持ち直すことができるのか、7Rには注目したい。

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 2R、こちらは先頭争いが激戦となり、これを制したのは村越篤。念願のSG初勝利だ。同期の白井英治に聞いたら、水神祭は11R終わりとのことなので、後ほどその模様はお伝えいたします。その白井に出迎えられて村越は、思い切り相好を崩して勝利を喜んでいた。その後には同期の平田忠則も駆けつけて、ビッグスマイルで笑い合った。今節終了後には美味しい酒が呑めるでしょうねえ。デビュー約20年でつかんだSGの白星。おめでとうございます!

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 さてさて、ドリーム組の今垣光太郎が、本体を外していた。昨日は好感触の旨を語っていただけに気になったが、今垣曰く「点検だけです。プロペラは叩きました」。大きなことは何もしていないようだ。その事実よりも、受け答えする口調が実にハキハキと力強く、気分の良さを感じるものだったことが非常に印象に残った。やはり感触は悪くないのだ。この様子は、好調のときの光ちゃんそのもの。今節の活躍必至と見たが、果たして。(黒須田)

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 峰竜太のボートを移動する福岡4人衆。全員グランプリジャンパーとは壮観!

 

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 水神祭情報教えていただきありがとうございました!