BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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【レディースコラム】VOL.1 まくり屋レディースは誰だ!

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 一昨年に新設され、早くも人気を博しつつあるのが「GⅡレディースオールスター」。A1級、A2級、B1級の女子レーサーを対象に、ファン投票で出場選手が決定する一戦で、ベテランから若手まで幅広い世代の人気レディースが集うお祭りレースだ。
 第1回の優勝者は山川美由紀、第2回の優勝者は中村桃佳と、ここまでは香川勢が独占状態となっているわけだが、今年はふたたび香川に優勝カップが戻るのか、それとも他支部が意地を見せるのか、早くも興味はつのる。
 その第3回大会(ボートレース児島)のファン投票が11月にスタートするということで、10月と11月の当欄では特別企画をお届けするとしよう。スペシャルコラムを4回、スペシャルインタビューを2回、アップする予定だ。今回はコラムの第1回。テーマはこれだ。
まくり屋レディース
 女子レースは一般的にまくりが決まりやすいと言われる。また、まくりを武器にしている選手も少なくない。とはいえ、インコースが極端に強くなりつつある現代ボートレースでは、女子レースでも日に日にインが強くなっている。そんななかで、まくり1着が多い選手をご紹介しよう。下記は、1年間(2017/9/14~2018/9/13)にまくり1着12回以上の女子レーサー。ならせば1カ月に1回は豪快なまくりで勝利をもぎ取っている選手だ。

大橋栄里佳(福岡)20回
中村桃佳(香川)20回
山川美由紀(香川)16回
細川裕子(愛知)16回
藤原菜希(東京)16回
岩崎芳美(徳島)15回
竹井奈美(福岡)15回
栢場優子(東京)14回
五反田忍(大阪)14回
池田明美(静岡)14回
川野芽唯(福岡)14回
清水沙樹(東京)14回
池田浩美(静岡)13回
金田幸子(岡山)13回
大山千広(福岡)13回
寺田千恵(岡山)12回
新田芳美(徳島)12回
海野ゆかり(広島)12回
岸恵子(徳島)12回
宇野弥生(愛知)12回
浜田亜理沙(埼玉)12回

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 堂々の1位は大橋栄里佳と中村桃佳! 実に20本のまくり一撃を決めている。大橋は特に3コースからのまくり1着が多く、赤カポックのときにはぜひとも狙ってみたい。中村は差しやまくり差しでの1着も多いが、基本はまくり攻撃型。まくり1着数が多いコースは、差しがセオリーとも言われる2コースだったりする。

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 3位タイに山川美由紀が入っており、レディースオールスターの歴代覇者が揃って上位に名を連ねているのは興味深い。細川裕子は近況まくり1着が増えてきており、もともとまくり屋なだけに、持ち味が爆発しまくっている。この両強豪と並んで3位タイの藤原菜希(写真)はまさに徹底まくり屋! 2コースでは差し1着が多かったりするが、3コースと4コースでの1着はまくりのみ。センターコースに入った藤原は徹底的にまくると考えてもいいだろう。
 ほかに注目したいのは、池田明美、浩美の姉妹が揃ってランクインしていること。ふたりは双子レーサーとしても有名だが、ともにまくりが主武器と、レースぶりもよく似ているのだ。
 もし「レディースオールスターでは、華麗で豪快なまくり決着をたくさん見たい!」という方がいらっしゃるなら、ここに名前がある選手に投票すべし! 爽快なレースを楽しめるうえに、美味しい舟券にもありつけるかも!?(PHOTO/池上一摩)