最後の速報です。予選トップが決着する12Ｒは、１着勝負の③遠藤エミが渾身のまくり差しを放つも入りきらず４着。同じく１着トップの⑤渡邉優美が５コースから全速ぶん回しも逃げる平山智加まで届かず２着まで。その結果、11Ｒで値千金の強ツケマイを決めた川野芽唯がシリーズリーダーに君臨しました！
正直、４着２本を並べた初日はターンで流れたりキャビったりで、お世辞にもトップに立つとは思っていなかった。それは私の審機眼のなさかも知れないけれど、日に日に全部の足がアップして昨日の段階で【出Ａ・直Ｂ】。今日はやや課題だったスリット近辺の行き足も底上げされて、【出Ａ・直Ａ】の上位級が最適でしょうね。やや成績にムラがあるタイプながら、ツボにハマったら恐るべきパンチを繰り出す川野芽唯。2015年のクイクラ以来、７年半ぶりのビッグ戴冠が見えてきましたね。
一方、予選18位を巡る準優ボーダーは、10Ｒ終了後に6.17までジャンプアップ。鈴なりの６点ジャスト選手がすべて落選か？ という混戦モードでしたが、最後の最後に6.00の長嶋万記が18位に滑り込みました。
次点19位の實森美祐から中村かなえ、中里優子、浜田亜理沙までが6.00で脱落。中村は６Ｒ２着の時点で暫定14位だったからして「おそらく問題なく準優に名を連ねるだろう」などとアップしましたが、終わってみれば６人に抜かれて20位フィニッシュ……改めて、１号艇インコースで10点取りきれなかった後悔が胸をよぎったことでありましょう。
準優メンバーです。
準優勝戦
10Ｒ
①平山智加（香川）
②向井美鈴（山口）
③樋口由加里（岡山）
④山川美由紀（香川）
⑤魚谷香織（福岡）
⑥宇野弥生（愛知）
11Ｒ
①渡邉優美（福岡）
②遠藤エミ（滋賀）
③清埜翔子（埼玉）
④廣中智紗衣（東京）
⑤日高逸子（福岡）
⑥喜井つかさ（岡山）
12Ｒ
①川野芽唯（福岡）
②藤原菜希（東京）
③三浦永理（静岡）
④寺田千恵（岡山）
⑤小芦るり華（佐賀）
⑥長嶋万記（静岡）
