BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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“本紙予想”優勝戦

12R 優勝戦
注目データ 末永1コース1着率=89.1% まくられ率=7.8% 差され率=3.1%
注目データ 渡辺2コース逃がし率=40.0% 2コースまくり/差し=1/11 
注目データ 新田3コースまくり/まくり差し/差し=2/4/2
注目データ 茅原4コースまくり/まくり差し/差し=4/1/4
注目データ 桐生5コースまくり/まくり差し/差し=0/6/0
注目データ 赤岩6コースまくり/まくり差し/差し=0/0/0

10R発売中のスタート特訓は、1本目12356/4、2本目は124563(オールスロー)。赤岩は前付けに動くが、まず桐生が入れるつもりはなさそうで、茅原も2本目は徹底抗戦の構え。新田も2本ともスローなら、やはり並びは枠なりオールスローが濃厚か。
末永のインン信頼度は絶大。9割にも届こうかという成績は相当なもので、深い起こしは想定内であれば、冷静に先マイできる可能性は高い。
一方、渡辺の2コース逃がし率は低い。自身が差し切って逃がし率を下げている面があり、2コース巧者だ。ただ、2コースは基本差し構えで、末永のイン戦は差され率が相当な低さ。同体から差しても届かない公算が大きいか。
新田の3コースはまくり差し主体に自在。内の展開を見据えての攻め筋となるだろうが、足的にはここではやや劣勢。そうなると、茅原の4コースの自在性の高さも怖くなってくる。茅原は4コースではまくりと差しが同数。新田を叩ければ自力で攻めていきそうで、新田が先攻めの展開でも最内を差して突き抜ける技量がある。
桐生の5コースはまくり差しで6勝。準優はアタマまでは届かなかったが、まさに5コースまくり差し巧者らしい素晴らしいターンだった。ここもどこまで迫れるか。
赤岩の6コースは0勝も、実は過去1年で昨日の準優が初めての6コースだった。それで2着だったのだから、データ的には2連対率100%だ。足的にも展開をうまく突ければ上位進出も可能か。
結論は、末永のSG初制覇を本命視するが、進入が崩れる可能性も含めて、茅原の逆転はやはり怖い。両者のアタマから、2着には渡辺の冷静な差し粘りも押さえる。
◎末永 ○茅原 ▲渡辺
3連単 本線  1-42-全
    押さえ 4-12-全