BOAT RACE ビッグレース現場レポート

BOAT RACE ビッグレースの現場から、精鋭ライター達が最新のレポートをお届けします。

本日の水神祭! 3人!

 最終日、水神祭は3本でした! ラストチャンスを生かしたのは、高倉孝太、古田祐貴、渡邉俊介。最後の新鋭王座でいい思い出を残せましたね。

f:id:boatrace-g-report:20171212092925j:plain

 まずは1R。佐藤翼に人気が集まりましたが、高倉はこれを撃破! 今節は5日目まで1回も舟券に絡めなかった高倉でしたが、最後はきっちりと1着をもぎ取っています。同期の黒井達矢によれば、「王座に出た103期は全員水神祭できた!」。今節は武富智亮もやっていますから、ある意味コンプリートであります。

 

 

 

 

 

f:id:boatrace-g-report:20171212093045j:plain

 その103期勢と近畿勢が中心となった水神祭。ワッショイスタイルで思い切り水面に放り投げられた高倉でありました。おめでとう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:boatrace-g-report:20171212093103j:plain

 続く2Rでは古田が1着。高田明が5コースから踏み込んで先頭に立ちましたが、痛恨のF(めげずに頑張れ!)。荒井翔伍との接戦を制して、古田がGⅠ初1着となった次第であります。

 こちらは105期生が中心の水神祭でありました。本来であれば、帰郷した磯部誠も参加したかっただろうなあ。スタイルは、逆ワッショイスタイル(足が前方で頭が後方)で持ち上げた古田を、助走をつけて勢いのまま放り投げるというダンジリスタイル。ワッショイの亜種とはいえ、新種と言っていいでしょう。

 

 

f:id:boatrace-g-report:20171212093126j:plain

 で、中嶋健一郎の水神祭でも目立ちまくっていた菅“がーすー”章哉が、ここでも目立ちまくっていた。「念のため」と長靴を履いて参加していたわけですが、念のためどころか一緒に落ちる気マンマンでしょ。ま、それにしても、裸足じゃなくてなぜ長靴だったのかは不明ですが。陸に這い上がったあとには、JLCのインタビューに応えている古田の頭に、長靴に浸入した水をぶっかけていた菅。がーすー、いい味出してるなあ。

 

 

 

 

f:id:boatrace-g-report:20171212093151j:plain

 ラスト水神祭は渡邉俊介! 7Rで内枠を占める準優勢を破っての初1着でした。参加したのは、愛知支部と101期勢。101期といえば、優勝戦ポールポジションの篠崎仁志もそうで、もちろん笑顔で参加していましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:boatrace-g-report:20171212093209j:plain

 ウルトラマンスタイルで持ち上げられた渡邉は、豪快にラストダイブ! 暗くなり始めた水面に、その笑顔を輝かせていました。

 高倉選手、古田選手、渡邉選手、おめでとう!

 

 今節、水神祭を飾れなかったのは10人。ただし、「来年の新鋭王座で!」というわけにはもういきません。だからといって、ガッカリする必要はない! GⅠは毎月行なわれている。そのGⅠに出場して、1着ゴールすればいいのであります。この一節間を悔しい思い出として、いつかGⅠ初勝利の(SG初勝利でもいいっす)水神祭を!

 

あ、そうそう。今日はもうひとつ水神祭がありそうですね。優勝戦、誰が勝ってもGⅠ初優勝!(PHOTO/池上一摩 TEXT/黒須田)