BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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“本紙予想”優勝戦

12R 優勝戦
注目データ 守屋1コース1着率=79.7% まくられ率=7.2% 差され率=11.6%
注目データ 平山2コース逃がし率=40.9% 2コースまくり/差し=5/12
注目データ 細川3コースまくり/まくり差し/差し=3/3/2
注目データ 櫻本4コースまくり/まくり差し/差し=3/1/0
注目データ 小野5コースまくり/まくり差し/差し=2/3/0
注目データ 水野6コースまくり/まくり差し/差し=1/0/0

並びは枠なり。守屋のイン戦は1着率が約80%と、信頼度は女子上位。モーターの仕上がりを考えれば、逃げ切りがかなり有力ということになる。ただ、平山の逃がし率が低いのが引っかかるところ。平山は自身が勝ち切ることで逃がし率を下げている面があり、すなわち2コースは巧者と言える。
細川の3コースはまさに自在。展開次第であらゆる技を繰り出してくる。ここは平山が差し構えと考えるなら、攻め手となると考えられる。櫻本は予選で2度の4カドまくりを決めており、数字的にも4コースはまくり優勢。細川をスタートで出し抜けばまくりになるだろうが、細川がしっかりS決めて先攻めとなれば、櫻本は差しになる。こうなると、勝ち筋はやや厳しいか。
センターに攻め手がそろっている分、小野の5コース戦には展開が向く可能性がある。S決めれば自力まくりもあるが、基本はまくり差しを放っていくことになるだろう。水野の6コースはまくりで1着1本あるが、これはスタートで飛び抜けたもの。そこまでの隊形にはなりにくい優勝戦。展開突いてどこまで、ということになるだろう。
結論。守屋は今節の平均スタートタイミングはコンマ18。平山はコンマ13で、この通りの隊形になれば平山は守屋にプレッシャーをかけられる。そこに細川の握りマイが襲い掛かれば、守屋は張り気味の旋回になる可能性があり、そこを差す平山を本命に推す。相手はもちろん守屋。守屋を出し抜いたときの細川。タイミングよくまくり差す小野。
◎平山 ○守屋 ▲細川 △小野
3連単2-135-全