BOAT RACE ビッグレース現場レポート

BOAT RACE ビッグレースの現場から、精鋭ライター達が最新のレポートをお届けします。

速報⑤9~11RのTOPICS

【9R】

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 初日から不気味に強烈な行き足を誇っている③上田龍星が問答無用の3コースまくり。昨日のエンスト不完走を克服して6・40、見事に勝負駆けを成功させました! この攻めに5カドから連動した超人気薄の④山崎智也が2着に食い込み、3連単はあっと驚く355倍。大阪ラインで千切れてしまった⑤松井繁は6着惨敗も、6・00で準優当確ランプを点しています。
 そして、速報④でもお伝えしたとおり、2着でトップ確定だった②白井英治が4着に敗れ、自力トップの権利は10R2号艇の峰竜太へスライド。白井が取りこぼした【2着条件】をクリアできれば、峰にとって初めてのオールスター予選トップとなります。いざ実戦は……?

【10R】

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 最大の焦点「2号艇の峰竜太が2着以内でトップ当選なるか?」の結末は、2コースからズッポリと差し抜けて文句なしのトップに君臨! 明日から逃げ~逃げで、峰自身が理想としている「オールスターの予選トップV」が実現します。4日目にしてシナリオが完成してしまったのか!?
 差されつつ2着に逃げ粘った①濱野谷憲吾も6・33で予選突破。その一方で2着条件の③森高一真、3着条件の⑥篠崎仁志、1着条件の⑤茅原悠紀がノルマに到達できずにV戦線から滑り落ちました。

【11R】

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 節イチ級のストレート足を誇る①菊地孝平が堂々の逃げきり。予選トップ争いとは無縁の1着でしたが、この鬼足が準優の好枠に乗るだけでもとてつもない脅威だとお伝えしておきます。2着にはピット離れが悪いながらも大回りで4コースに入り、的確な捌きで2番手に躍り出た⑤馬場貴也。シリーズ序盤はパワー劣勢に苦しんでいたのに、いざ予選を終えてみれば7・00で準優1号艇をGET。選手としての充実度が遺憾なく証明された4日間でした。

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 さてさて、石野貴之の妨害失格などによって、最終的な準優ボーダーは5・80まで下落。この数値変動でギリギリ滑り込んだのが西島義則&深川真二のインファイターであります! 明日から峰絶対のムードが漂うなか、まだまだ不穏な空気が流れている気がするのは、私だけでしょうか、ムフフフフ。(photos/シギー中尾、text/畠山)