THE・勝負駆けダイジェスト
4日目後半・勝負駆けのハイライトを駆け足でお伝えします。
まずは10R、地元の大スター池田浩二が最低ノルマの4着を死守し、準優の当確ランプが点灯。道中の足色も着順も威張れるレベルではなかったけれど、なんとかエースの責任を果たす4着ではありました。明日は5号艇から2着以内の勝負駆け。パワーの上積みに成功すれば、実力的にさほど難しくない関門だと思うのですが、いかに。
もちろん今日のMVPは、6コース大まくりで自力トップ当選を決めた菊地孝平で決まり。で、地味なレースながらボーダー近辺で殊勲を挙げたのは、118期のルーキー宮之原輝紀。前検から「出足系統がさっぱり」と泣きながら地道に機力の上積みを図り、地道に中間着を重ねて6・00フィニッシュ。初日のイン逃げ水神祭以外は目立たなかったけれど、SG初参戦での予選突破は特大の「あっぱれ!」を贈ります。明日は6号艇からどこまで大先輩たちを苦しめるか、乞うご期待!
それから、田村隆信、井口佳典、田口節子のギャラクシー軍団も見事に予選突破。とりわけ今シリーズの紅一点、田口の孤軍奮闘は目を瞠るものがありました。続々と若手が台頭する女子レーサー界にあって、銀河女王の貫録を実感させる4日間でしたね。
来月の鳴門チャレンジカップの勝負駆け(優出条件)でもあった田村、久々にSGに帰り咲いた井口も実にインパクトのあるレースっぷり。田村はあれよあれよの準優1号艇GETで、さらに地元のSGへと肉薄しています。
ってな流れで、とこなめSGボートレースダービーの準優18PITが確定しました! 地元・愛知支部からは絶対エース池田ひとりが生き残り。総体的に【百戦錬磨の古豪vsSG初Vを狙うダークホース】という様相を呈しているような……?(photos/シギー中尾、text/畠山)
準優勝戦
10R
①田村隆信(徳島)
②河合佑樹(静岡)
③井口佳典(三重)
④濱野谷憲吾(東京)
⑤池田浩二(愛知)
⑥宮之原輝紀(東京)
11R
①馬場貴也(滋賀)
②茅原悠紀(岡山)
③吉川元浩(兵庫)
④瓜生正義(福岡)
⑤上平真二(広島)
⑥田口節子(岡山)
12R
①菊地孝平(静岡)
②関 浩哉(群馬)
③山口 剛(広島)
④柳生泰二(山口)
⑤今垣光太郎(福井)
⑥塩田北斗(福岡)