とこなめBBCトーナメントの前検作業が終わりました。今日のとこなめ水面は3~5mくらいのホーム向かい風。ダッシュ勢の足色が映える環境でしたが、ひとりふたりを除いてスリットからギャンと出て行く選手は見当たらなかった。それは……?? スリット近辺でバカに良く見えた選手を列挙しておきます。
菅 章哉=62号機

これはもう62号機云々より乗り手のセッティング。おそらくチルトMAXに跳ねたであろう菅は、特訓3本すべてダッシュを選択。1、2本目は4カドに引いて、ドカ遅れ&チョイ遅れ。からの、3本目はアウト6コースから横一線まで踏み込んだら、ググググググッ(ガマの高橋アナ風)と出て行った。別に驚く事象でもないけれど、伸び足に関しては前検から完全に仕上がった印象です。今節はたとえ内枠でもオールダッシュで行きそうな気合を感じましたね。ちなみに明日の1回戦は4号艇で、その外には井上忠政と島村隆幸……言うまでもなく、菅本人とマーク選手に要注意!
寺田 祥=35号機

三島十傑の第三席にして伸びフェチ畠山も期待している35号機。今日の特訓は3本ともに【○】で及第点ってな感じでした。スロー3コース2本&4カドともにスリット前後で余裕があり、まんまセンター筋で狙ってみたい足色。ただ、一気に突き抜けるほどの迫力はなかったので、できれば4カドからダッシュの利も生かして攻めきりたい見え方ではありました。でもって、明日の寺ショーの1回戦は12R4号艇。何かが起こりそうな気が……?
新開 航=11号機

三島イチ推しの11号機も3本ともに【○】。こちらは4カド~ダッシュ5コース~スロー2コースと多彩な起こしからじんわり優勢な見え方。コース不問で“3着条件”に食い込みそうな足色でしたね。特に5コースからのスリット足が強めだったので、明日の1回戦=8R5号艇は選手的にも舟券的にも絶好のチャンスゾーンかも。
井上忠政=57号機

菅ほどのパンチ力じゃないけど、スリット足を重視する忠政らしい足色。スロー起こしからはやたらと重そうも、ダッシュ5コースからの行き足~伸びは軽快そのものでした。さてさて、明日の11Rは④菅⑤忠政の並びでどんな戦法を選ぶか。今日の段階では「菅マーク」に徹した方が準々決勝の近道かも??
中澤和志=61号機

まずビックリしたのは、足合わせのスリット裏から地元のスーパースター池田をブッチギリ! 選手的にそんな伸びを誇張するタイプじゃないから「よほど池田が悪いのか??」なんて思ってたら、特訓の6コースでもギューーンと出て行って【◎】。三島の五席だから悪い道理もないけれど、おそらく前節・佐藤悠の伸び特化チルト2度のまんま走った気が……明日のトーナメントは4号艇(⑤は赤岩!)だけに、このまま行くのか手前に寄せるのか。どーーする、中澤さん!?
白井英治=51号機

寺田&中澤と同班で、じんわりスリットから追随して行った。他の3人より明らかに強めでもあり、スリットから主導権を握る可能性は低くないっすね。しかも三島が「出足が強い実戦タイプ」と評しているのだから鬼に金棒か。明日の1回戦は3号艇。3着以内のノルマを取りきる可能性は極めて高いとお伝えしておきます。
山口 剛=53号機

ダッシュでは目立たなかったが、2コース&3コースからの出足~行き足まで軽快そのもの。特に3コース起こしからの反応が素早く、すぐにターボが掛かるような見え方だった。明日の1回戦はぴったりの3号艇。まくり大怪獣④今垣光太郎のS攻勢さえ凌ぎきれば、イコール初戦突破につながるだろう。
この他では上條暢嵩の出足、浜田亜理沙、松井繁、宮地元輝、馬場貴也の行き足も軽快に見えました。前検タイムです。
前検時計TOP10
①中澤和志 6.51
②菅 章哉 6.53
③細川裕子 6.57
三浦永理
宮地元輝
⑥小池修平 6.58
⑦菊地孝平 6.59
毒島 誠
⑨池田浩二 6.60
藤原菜希
井上忠政
うひゃーー、特訓を見終わって菅がダントツ時計かと思っていたらば、トップは前節でチルト2度の中澤61号機!? 明日の9R4号艇がますます楽しみになってきましたな(中澤の前半は2R3号艇で、ここから要注目!)
前検ワースト5
①上平真二 6.72
②守田淳介 6.71
③赤岩善生 6.70
④前田将太 6.68
吉田裕平
はい、ワースト3は当欄の常習というか、手前に重きを置くタイプなのでなんの心配もないと思います。むしろ4位のふたりは仕上がると時計が出るタイプなので、ちょっぴり心配かも?
あ、最後に……去年のBBCトーナメントの優勝戦の記事のラストに、私は1年後(今日)の私に言伝を残しておりました。このメッセージは私だけでなく、多くの無謀な穴党ファンにも通ずるものがありそうなんで、ここに再掲しておきます。
――おい、2025年1月22日(前検日)のとこなめ記者席にいるであろう畠山、この大会はフツーにインが強いだけでなく、トーナメント戦のインがさらに恐ろしく強い大会だぞ。4~6号艇が勝ちきるのもメチャクチャ大変だぞ。それを肝に銘じて意地になったりムキになったりしないで、4日間を冷静に戦い抜きなさい!
※追記/過去5大会のトーナメントのイン1着率は83%で、4~6号艇のトータル1着率は7%!!(photos/シギ―中尾、text/畠山)