さあ、準優です。金冠日食とともにはじまった今シリーズ。それを象徴するかのように、太陽(ドリーム組などスター選手)が徐々に徐々に月(伏兵)に侵食されてゆく予選4日間でした。このまま太陽がどんどん欠け続け、ファイナルは……なんて妄想が膨らむラスト2日であります。
10R
①坪井康晴(静岡)SS
②湯川浩司(大阪)A(行き足SS)
③峰 竜太(佐賀)A
④重成一人(香川)B
⑤佐々木康幸(静岡)B
⑥笠原 亮(静岡)A
進入123/456
1号艇が坪井だけに、今日の佐々木はさすがに枠なり5コースですね。展開のキーマンは3日目から強烈な行き足がきた湯川。先刻のスタート特訓でもゴキゲンな行き足でしたが、イン坪井の伸び返しも凄まじかった。つまり、湯川がまくりきる可能性は微弱(スタートから1艇身覗いたとき、のみ?)。かといって、差しても回り足で坪井にやられます。鬼門の2コースといえるでしょう。逆に展開が向くのが、3コースの峰。湯川の行き足に付いていけさえすれば、湯川が握れば差し、差せばぶん回りと臨機応変に仕掛けられます。坪井との一騎打ち。
3連単★1=3-全
11R
①渡邉英児(静岡)A(回り足SS)
②瓜生正義(福岡)B
③石渡鉄兵(千葉)A
④菊地孝平(静岡)B
⑤今垣光太郎(石川)B
⑥山口 剛(広島)A
進入123/456
「2コースの瓜生」は脅威の代名詞ですが、まだ回り足が一息で差しきりまではどうか。勝つのは、くるくる回れる英児か、カドからコンマ05くらいまで張り込みそうな菊地、地元勢だと思います(配当的に、本線は菊地)。狙いは、前検から追っかけている山口の2着付け。西島同様、何をやらかすかわからない勝負師の根性に期待します。ぶん回して菊地の攻めに連動すると見ましたが、進入から要注意!!
3連単★41-6-全
12R
①井口佳典(三重)S(伸びSS)
②桐生順平(埼玉)A
③横沢剛治(静岡)B
④魚谷智之(兵庫)B
⑤西山貴浩(福岡)B
⑥田村隆信(徳島)B
進入126/345
パワー相場が意外と低い一戦です。よほど田村がゴリゴリ攻めない限り(銀河進入競り)、外から井口を攻めきる選手はいませんね。鉄壁の逃げ。相手も枠&パワー有利な桐生でほぼ安泰か。怖いのは、捨て身で握って2着に届くかもしれない西山です。 もしも田村がイン強奪に来たら……これはもう、今までのSG名物「銀河競り騒動」よろしく、とんでもない大波乱になりますなw
3連単★1-25-全
もしも私の予想通りの決着なら、明日のファイナルは①井口②坪井③菊地④桐生⑤峰⑥山口ってなことになりますな。あらあら、光輝くぶち込み太陽に、やまとの月がじわじわと……??