BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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レディースチャンピオン! 桐生に選手集結!

 11時50分浅草発の「りょうもう」で畠山シュー長と桐生へ向かっていたら、車内で香川勢の山川美由紀&中村桃佳に遭遇。
 新桐生駅で挨拶をしようと思っていたのだが、下車してみると二人はいない。電車を降りた後でダッシュして駅を出て、すでにタクシーに乗り込んだようである。
 で、その数分後に二人がダッシュをした理由を思い知らされる。タクシー乗り場がマスコミ関係者たちで大混雑していたのだ。しかもタクシーの台数が少ないため、なかなか乗り場にやってこない。浅草から新桐生までの所要時間が1時間20分なのに、私とシュー長は新桐生駅で40分近くもタクシーを待つハメになってしまった。
 おそらく山川と中村はこの展開を読んでダッシュしたのだろう。いやぁ、レース展開の読みが鋭い選手って、日常生活でも展開の読みが鋭いものですねぇ。

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 14時過ぎにボートレース桐生に到着すると、すでに10人くらいがピット入りを終えたとのこと。なので一番乗りは誰かわからず終い。話を聞いたら初出場組の、倉持莉々と島田なぎさはすでにピット入りしていた。初出場にはなかなか厳しい大会だが、初出場のレディースチャンピオンで好走して名前をあげて、後に女王になった先輩はたくさんいる。彼女らの飛躍に期待だ!

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 日本列島が猛暑に包まれているこの夏。当然ながら桐生のピットも暑い。しかしこの日差しの下、太陽に負けないくらいの元気一杯の明るさでマスコミやファン対応をしていたのが、地元の土屋千明だ。土屋は5月の桐生オールレディースで悲願の初優勝をあげてレディチャン出場を決めたのだから、喜びはひとしおなはず。水面でも元気溢れるレースをみせてくれるはずだぞ。

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 前検入りする選手はだいたい大荷物を抱えているものだが、樋口由加里は身長が低い分だけ、より大荷物にみえる。だってトランクの大きさが身長の半分くらいあるのだから。しかも両手にはファンからもらったであろうビニール袋が複数。さらにピットに入口で躓いて転びそうになっていた。レースでは転ばないよう気を付けてくださいね。

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 大きなワンボックスカーを運転して登場したのは宇野弥生と細川裕子。そして細川を降ろしたあと、宇野は「忙しいから後で」と言い残して車を外に出してしまった。あれ? 宇野、斡旋されてるよね。

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 すると10分くらい後に、愛知勢の他の選手を乗せて帰ってきた。たぶん駅まで迎えにいってたのでしょう。

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 真夏ということでラフな格好をした選手が多かったのがレディチャン前検の特徴。原田佑実のボーダーのニット、風に揺れるロングヘアー、さらに手にはポカリスエットなんて、いかにも「夏!」って感じでしょ。

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 もう一人、ポカリスエットつながりで津田裕絵。手に下げたビニール袋がなければ、ポカリのCMに使えるんじゃない? という一枚。

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 やや胸元の空いたストライプシャツで登場したのは寺田千恵。袖は長いのに雰囲気はとても涼し気だ。ピット内を闊歩する姿は、実力バリバリのキャリアウーマンといった感じ。

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 逆に暑い夏だからこそ、ビシッと決めてきたのが森岡真希だ。黒のボブ、黒いジャケット、黒いインナー。黒で統一しているがゆえに、胸元の花柄の刺繍が目を引くという、計算されつくしたファッションである。たぶん。

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 そして姫園が独断で選んだ前検ファッションクイーンは海野ゆかり! 黒ベースの水玉シャツに、黒いジャケット、そして胸元にはブローチをつけ、首元にはチョーカーとネックレスと、アクセントを複数入れてきた。さらに頭には青のベレー帽。このベレー帽はスゴイ! ピットに登場した瞬間、「カッコイイなぁ」と私は思わずつぶやいてしまいました。水面でもカッコイイレースを楽しみにしています!

(TEXT/姫園 PHOTO/中尾茂幸)