BOAT RACE ビッグレース現場レポート

BOAT RACE ビッグレースの現場から、精鋭ライター達が最新のレポートをお届けします。

THEピット――猛暑! もろもろ注意!

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 先週末に梅雨明けした関東地区。その途端に猛暑! 多摩川のピットはこの時期、午後の時間帯に西日が直撃! とにかく暑いのである。女性にとって、紫外線は大敵! 日差しを避けようという選手も見られた。アスリートといえど、お肌は大事ですからね! 佐々木裕美はご覧の様子で太陽を遮ったりして。

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 すわ、クノイチ! 目だけ出たフードをすっぽりかぶっているのは出口舞有子。これ、かえって暑くないのかなあ、と思ったりして。レースなど乗艇の際にはこうしたいで立ちになる選手は男子にも数多いが、出口はピットを走り回っているときもこの姿なのであった。熱中症に気をつけて!

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 そう、選手の皆さん、水分はしっかり摂取してくださいね。ピット内には自動販売機もあって、我々も利用させていただいている。今日は、スタート練習&タイム測定を終え、一息ついた選手がドリンクを買っている姿がけっこう見かけられたのであった。落合直子があらわれたので、レンズを向けていたら、こちらに向かってズンズンズンと直進! 実は自販機のひとつは撮影OKの規制線内にあって、私、自販機の真ん前で写真を撮っていたのだった。邪魔してすみませーん、と避けると、落合はすみませーんと返してドリンクを買った。ほんと、しっかり水分を摂ってくださいよ!

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 実際の作業や乗艇になったら、日差しなど気にしている場合ではない。佐々木にしても出口にしても、自分の作業はもちろん、エンジン吊りも全力でテキパキと動いていた。けっこう日に焼けた一日かもしれないですね。宿舎に帰ったらスキンケアもしっかりと! ちなみに宇野弥生はマスクも着用していなかったのだが、池上カメラマンが理由を尋ねたら、肌が弱いのでこの暑さのなかでマスクをするとかえって荒れてしまうのだとか。弥生さんも宿舎でしっかりケアしてくださいね。

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 そうそう、この暑さのなかでマスクを着用しっ放しの選手も多く、やっぱり熱中症が心配ではある。今日、ついにお顔の全貌を拝見できなかったのは五反田忍。マスクというか、スカーフというかをとにかくずっと着けていて、スタート練習&タイム測定のときにもこれを外した姿は見かけられなかった。ソーシャルディスタンスをとれる場所では、外して涼んでほしいところ。あと、五反田さん、けっこう美形だと思うので、それが見られなかったのも残念(笑)。

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 で、取材するこちらももちろん暑さにまいるわけで、今日は岩崎芳美にねぎらわれて感激なのであった。ほんと、素敵なお人柄なのです。規制線内は直射日光を遮るものがなく、それを気の毒がってくれたわけだが、嬉しくなって、「(日差しがもろに当たる)頭が熱いっす!」と訴えたら、「帽子かぶったほうがいいよ」と岩崎さん。いやいや、励の私ですから、ここはカツラでしょ、と自虐をぶち込んだら、岩崎さん爆笑!「なるほど! それは失礼しました!」と大笑いして、整備室へと向かうのだった。岩崎さんを笑わせられて、今日はいい日だ! なお、この会話はちゃんと5mほど間隔をあけて行なわれております。あと、私、自前のフェイスシールドも使ってますし。

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 さてさて、ドリーム6号艇の松本晶恵が会見でわりとゴキゲンであった。もちろん感触が悪くなかったからなのだが、松本の引いたモーターは初下ろしで同期の平山智加が引いて準Vとなったモーターなのだ。松本は多摩川があまり得意でないといい、ペラがなかなか仕上がらないのだとか。しかし今回は、心やすい同期が初下ろしで仕上げ、そのデータを平山も残しているということで、実に心強い状況が整っているのである。自分の調整よりもそっちを優先したりして!? 調整について、その根拠のようなものがあるのであれば、選手の気持ちは軽くなる。今節の松本はストレスをあまり感じずに戦うことができるかも。(黒須田)