中盤5~8RのTOPICSと最終盤の勝負駆け条件をお伝えします。
【5R】
いろんな意味でサプライズな大波乱!! 1マークを回った時点では①永井彪也が逃げて②石野貴之が差して、という極めて穏当な流れでした。が、2マークを単独の2番手で回った石野がまさかの振り込み失速。そこに下條がどかーーんと突っ込む最悪の事態となり、原因を作った石野は妨害失格、下條は選手責任外の転覆失格となりました。
悪夢の2マーク、足的にもリズム的にも有力なV候補と見ていた石野56号機に何が起こったのか、現時点ではわかりませんがほんの1秒程度の間にSG連覇の夢が途絶えてしまった。
もらい事故となった下條も3着条件に届かずV戦線から離脱。逆に恵まれた形で3着入線した④佐藤翼は6・60で暫定9位に浮上し、予選を走り終えた選手の中では当確第1号となりました。ちなみに2着は⑤松本晶恵38号機で3連単①⑤④は277倍の特大ピンマンに!! 石野の不覚はさまざまなサプライズへと飛び火したようです。
【6R】
波乱は連鎖する。④西島義則×⑤深川真二というWインファイターを揃えた番組は、やはり14526/3という緊迫した最終隊形に。内5艇が深くなったところ、6コース単騎ガマシに構えた③上野真之介がゼロ台スタートから一気にまくりきりました! この豪快な1着で、後半の上野は【11R4号艇=4着条件】という有望な勝負駆けに。
地元のエースにして選手班長の⑥瓜生正義は道中の好旋回で2着を獲りきり、準優当確のみならず暫定8位という好ポジションで予選を終えています。1号艇で1着条件の田村隆信は6着惨敗で万事休す、進入から今日イチ厳しいイン戦でありました><
【7R】
メイチ1着勝負の③今垣光太郎が大好物の3カドに構えるも、スタートで凹んで自力攻め不発。インの①原田幸哉がしっかり逃げきり、予選5・80フィニッシュで一縷の望みを残しました。2着は道中で凄まじいストレート足を見せた④菊地孝平。やはり安定板が外れても伸び足は節イチ級でしたね! 菊地は【11R1号艇=4着条件】の勝負駆けも、18位ボーダーより準優の好枠にロックオンするイン戦になりそうです。
そして、レディース8人衆の最後の砦だった⑥大山千広は、コースの遠さを克服できずに6着大敗。4着条件をクリアできず、事実上の終戦を迎えました。今節は初日から「女子軍団が大暴れするかも?」とフューチャーしてきましたが、まさかの総崩れ……まだまだSGを云わせた猛者軍団とは格が違う、と認めざるをえない4日間でありました。
※石野や大山が準優圏内から陥落したため、終了時のボーダーは6・00→5・80に下落。西島義則が暫定18位に滑り込みました。
【8R】
③西山貴浩のまくりに乗って、5コース丸野一樹が目の覚めるようなまくり差し一閃。バック半ばであっという間に独走態勢に持ち込み、予選落ち確定ながらも溜飲を下げた。2着もすでに賞典除外の①寺田祥で、大敗だけは禁物だった西山が3着ゴールイン。予選6・67で準優のセンター枠あたりを取りきりました。最低ノルマはクリア、と言ったところですかね。
で、このレースは何気に④鎌倉涼×⑥深谷知博の夫婦対決でもあったが、それぞれ5・4着……旦那はなんとか妻に先着したものの、3着条件に届かず男を上げることはできませんでした、残念!
★9R以降の勝負駆け状況
9R
①新田雄史 1着
②白井英治 完走当確、2着でトップ当選
③上田龍星 2着
④山崎智也 ―
⑤松井 繁 完走当確
⑥石渡鉄兵 ―
10R
①濱野谷憲吾 3着
②峰 竜太 完走当確
③森高一真 2着
④平高奈菜 ―
⑤茅原悠紀 1着5・83結果待ち
⑥篠崎仁志 3着
11R
①菊地孝平 4着
②守田俊介 ―
③毒島 誠 ―
④上野真之介 4着
⑤馬場貴也 5着
⑥平山智加 ―
※12Rは勝負駆けとは無縁のカード。