BOAT RACE ビッグレース現場レポート

BOAT RACE ビッグレースの現場から、精鋭ライター達が最新のレポートをお届けします。

THE勝負駆け 1~8R

『THE勝負駆け』の中間報告です。まず、気になって仕方がない予選トップ争い・前半は
★4R⑥遠藤エミ⇒6コースからぶん回しバック5番手から追い上げ。一時は2番手まで浮上したが①新田のツケマイを浴びて3着止まり。
★5R③毒島誠⇒渾身の3コースまくり差しが入りきらず、外に流れて大敗モード。道中は握りマイ連発も及ばず4着まで。トップ争いからかなり後退する7・67で、一足先に予選を終えた。
 この結果を受けて、自力トップの権利は11R5号艇の秦英悟にスイッチ!! 3強の得点率変動を記しておきましょう。
          1  2   3  4  
●秦英悟(11R⑤) 8.80  8.40  8.00  7.60
●遠藤エミ(9R②) 8.67  8.33  8.00  7.67
●毒島誠(予選フィニッシュ)    7.67     

 得点的にわずかに秦がリードしているものの、後半の枠番を踏まえれば「遠藤有利」と言えるかも?? ちなみに遠藤・秦ともに3着=8・00だった場合は3着の数が多い遠藤がトップ当選となりそうです。

f:id:boatrace-g-report:20220319165559j:plain

 一方、準優進出=予選18位に視線を落とすと、これがなかなかの混戦模様。たとえば1Rには①羽野直也など是が非でも1着が欲しい選手が3人ほどいたが、まくり大怪獣の⑥藤山翔太が3人の夢を打ち砕く5カド一撃まくりで快勝! 翔太自身も5・60止まりで、誰も報われないオープニングレースとなった(ボーダーが暴落すれば別だが)。
 そんなこんなで、3R終了時点で「予選フィニッシュ準優当確」は上條暢嵩=6・80ただひとり。逆に村松修二(2Rエンスト失格)や濱野谷憲吾(3R6着)は、後半戦を待つことなく準優への赤ランプを点した。
 などとリアルタイムで書いていたら、4R終了時点で18位ボーダーは5・80まで下落。次点の19位は1Rまくり圧勝の藤山翔大=5・60に!! この後の変動次第では、6号艇でもメチャクチャ怖いまくり大怪獣が息を吹き返すかも?? ⇒さらに5R終了時点で翔大が18位に浮上! もしかしたら、もしかするかも??
 6R~8Rの勝負駆け条件(想定ボーダー5・80に変更)と私なりの見どころをお伝えします。

f:id:boatrace-g-report:20220319165651j:plain

6R
①今泉友吾 ―
②原田幸哉 3・4
③坪井康晴 ―
④萩原秀人 4
⑤渡邉和将 ―
⑥太田和美 4・4

【見どころ】機力劣勢の今泉を①に配し、地元エース原田必勝祈願の番組か。ただ、③~⑤の機力上々で、スタート止めきれなければ大敗もありえる。そのあたりがゴチャつけば、今泉の先逃げで思わぬ好配当になったりして?

f:id:boatrace-g-report:20220319165750j:plain

7R
①栗城 匠 ―
②瓜生正義 完走当確
③椎名 豊 ―
④永井彪也 ―
⑤寺田 祥 4
⑥古澤光紀 ―

【見どころ】実質⑤寺田だけが準優ボーダー勝負駆け。伸び足が日替わりで凸凹も、伸びるモードならスタート張り込んで一撃まくりある。椎名57号の先攻め③=⑤が妙味舟券か。瓜生も1着なら準優1号艇のチャンスあり、外をブロックしての差し抜けも想定できる。

f:id:boatrace-g-report:20220319165832j:plain

8R
①山崎 郡 1
②赤岩善生 4
③深川真二 3
④石野貴之 5
⑤丸野一樹 4
⑥長野壮志郎 ―

【見どころ】①~⑤が大なり小なりの勝負駆けで今日イチの激戦カードか。特にメイチ1着勝負の山崎は気合パンパンのスタート攻勢に出る可能性が高く、本命党は①アタマで厚く勝負できるかも? このレースの結果次第で準優ボーダーが上にも下にも大きく変わる可能性を秘めてもいる。