BOAT RACE ビッグレース現場レポート

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いきなりおめでとう!の3日目後半ピットから

 いきなり水神祭! というわけで、11R発売中に中山将太の水神祭が行なわれた。えっ、中山の水神祭!? 去年のヤングダービーでGⅠ水神祭をすでに済ませているのに……ということで、報道陣もほぼノーマーク。10R発売中、ボートリフト前に選手が数人集まっており、不思議に思ってはいたのだが……(当初は10R発売中に行なおうとしていたらしい)。1Rを逃げ切ってGⅡ初勝利、ということで行なうことになったようだが、そんなわけで池上カメラマンを呼びに行っている時間もなく、ワタシのポンコツ写真でご勘弁ください!

 で、水神祭を眺めていたら、今まさに中山が投げ込まれようというその時、背後から「ウオォォォォォォッ!」という雄叫びが轟いてきた。振り向いてみると、菊地孝平が誰かを肩に担いで猛然とリフトに向かってくるではないか! コイツも一緒に投げ込んでやる! ということなのか、菊地の勢いはとにかく凄まじい。人を一人担いでそのスピードで走るって……登山が趣味の菊地らしい!? もちろんこれは冗談で、リフトの手前でニヤリと笑って立ち止まったわけだが、ようするに菊地も中山を祝福したかった……ということだと思います、ハイ。なお、担がれていたのは新田雄史で、「大の大人がこんなに走ります!?」とクレーム(?)をつけてました(笑)。
 ともかく、中山将太、おめでとう! 凄いメンバーばかりに囲まれて、しっかり成長して、いつかこの先輩たちを撃破しまくってくださいね!

 写真は、ボートに損傷がないかどうかを気にしている大池佑来。9Rの道中、白井英治と接触があり、まず気にしてチェックしたのは白井のボートだった。それほど大過ないことを確認してから、自分のボートへ。ピットにあがったばかりのときには、白井にも頭を下げていたものだった。好機を引き当て期待された大池だが、ここまでゴンロクが並んだ。9Rも4着だったが、しかし舟券圏内の競り合いに持ち込めたことは、光明を感じさせるものだったのではないだろうか。これまでのレース後より、悲壮感はずっと薄く、明日人気を落とすのなら、ちょっと狙ってみたいなと思った次第だ。あ、明日は1号艇か……。人気になりそうですね(笑)。

 その9R、2コースから差して1着だった中田竜太のほうが、むしろネガティブな意味で気になったりもした。なんだか表情が硬いのだ。歓喜をさらけ出すとまではいかなくとも、もっとテンションが上がってもいいと思ったのだが、さにあらず。どこか気になるところがあったのだろうか。

 10R、ここまで舟券に絡み(前半は逃げ切って勝ち)、台風の目となっていた金子和之が、ここで大敗。さすがにレース後は落胆の色を隠さなかった。もちろん予選突破の目は充分に残されており、明日は仕切り直しとなるわけだが、この敗戦を引きずらないか気になるところ。明日は3号艇で臨む勝負駆け。準優に進んで、穴の気配を賞典レースにしっかりと持ち込んでもらいところだ。

 8R、見事なまくり差しで勝った深谷知博はさすがに爽快な表情! ヘルメットを脱いで汗を拭うと、実に清涼な雰囲気を漂わせるのだった。明日は好枠2走と、予選上位を狙う勝負駆けとなりそうだ。足はかなり良さそう、気分も上々の様子だけに、一気に主役の座をもぎ取るかも!?(PHOTO/池上一摩 黒須田 TEXT/黒須田)